横浜デジタルアーツ専門学校「ユーザーエクスペリエンスデザイン講座」2012年02月29日(水)

2日目の授業。
朝から結構な雪で、
学校まで行くのが大変でした。

授業

今日はフォトエッセイとKA法を利用した「ユーザ体験のモデリング分析」です、
フォトエッセイについては、
「楽しかった体験」「悲しかった体験」の両方を作ってもらい、
両軸から体験を可視化することにしました。

昨日に出席できなかったメンバーもいたので、
今日の授業の流れを再度説明してから、
フォトエッセイのまとめへ。

フォトエッセイ

作ってきてもらったフォトエッセイのデータを見て、
「行動データ」を付箋に抜き出してもらいます、

直接KAカードに記載してもいいんですが、
まずは量を出してもらうことを念頭にして、
付箋に抜き出してもらいました。

その後、フォトエッセイを各グループで共有してもらいながら、
雑談やインタビューを行ってもらって、
他人のフォトエッセイから思いついたことなども、
付箋に書き出してもらいました。

さすがにWebデザイン課の2年生は、授業でなれているせいか、
手が早いですね。

女子だけのグループがいたのですが、
フォトエッセイだけで異様に盛り上がっていて、
時間的にはちょっと不安なものがあったのですが、
「体験」を抽出するこの段階で盛り上がっているっていうことは、
体験のデータが良いものになっているとも言えるので、
最終的な出来上がりがどうなるか楽しみです。

思い出が伝わるような素敵なフォトエッセイ

KAカード作成

フォトエッセイのデータを基に、
KAカードを作成してもらいました。

KA法では、「出来事」「心の声」「価値」に分けてカードを作るのですが、
メインの部分でもある「価値」を考えるのには、
皆さん苦労していたようでした。

この子たちは、
5人チームだったので、
議論しやすいように、分かれて作業してる。

KAマップ作成

KAカードを作ったグループから、
随時、KAマップの作成に入ってもらいました、

集約する際には、KJ法を使うのですが、
以前別の授業で行われた、
グラグリッドの三澤先生の「体験マッピング」を思い出して、
まとめているチームもいました、

確かにまとめかたとしては楽なんですが、
初めに型を使って当てはめていく方法が、
正しいとはかぎらず、
特にKA法では、無理に統合しないで、
細かくグルーピングしながら価値を抽出していく方が良いので、
最後のアウトプットでどのような差がでるのかは、
注目したいところです。

KAマップをまとめるのはさすがに苦労していたようで、
数チームは分類の仕方が、抽象化されてしまっていたチームもいたので、
ちょっとアドバイスを入れて、
具体的な価値を中分類として抜き出してもらうようにしました。

※1年前は教わっていた方なのに、
1年の間のワークショップで、
ポイントをつかんでアドバイス出来るようになっていたのは、
ちょっとびっくりでした。

各グループの価値マップ

Aチーム

Bチーム

Cチーム

Dチーム

最終日の3日目は、
KA法で見つけたアイデアの種を、
ブレインストーミングを行い、
具体的なコンセプトまで落として行きます。

今日のひとこま

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