IA Summit 2013 Redux in Tokyo 2013年05月29日

5月29日に行われたIA Summit 2013 Tedux in Tokyoに参加してきました。
(カメラ忘れたので写真がないです。)

■IA Summitの概要
 場所:ボルチモア
 テーマ:Collaborating with people outside of the discipline

■参加メンバー
 イントリックス、CTI、コンセントなど10名での参加

■今年のハイライト
 ・Andrea Resmini氏による「Reframing IA」ラウンドテーブルワークショップ
 ・ストラップ型のプログラムなどツール改良
 ・キーノートはライブSketch NOte
・First-timers Dinner(スピーカーとのご飯)

■IA Summitのプログラム
 以下の4テーマでパラレルセッション
 ・People,Places,&Things
 ・Growing Together
 ・Thinking Big
 ・Shared Sessions & Flex Track

 全体として、Reframing IAやリサーチ系やWebガバナンスなどの話が主に行われていた。

■Opening Keynote
 Beyoun Mobile, Beyond Web by Scott Jenson
 ・個別発展ではなく統合されつながった世界へ
 ・Just In Time Ecosystem: 必要なものを必要なときに必要なカタチで利用できる生態系のインタラクションへ。

■KEY TOPIC: Reframing IA
 ・Reframing IA Roundtable
 ・Ghost in the Shell
 ・What before How:Making Home for IA
 ・The big challenge of small data
 ・Links,Nodes,and Order:A unified theory of IA

▼Reframing IA Roundtable by Andrea Resmini
・IAに関する領域を洗い出すワーク
・IAのこれまでを振り返るタイムライン(マイルストーン)をつくるワーク
・これからの時代のIAを育てるために必要な規範や教育

 ※Andrea Resminiはシロクマ本と対局して、これからのIAを考えている人。
 ※この結果はオンラインの論文として発表される予定

▼参加者の感想
 コンセント宮内さん
 英語が分からないなりに参加できた、
 宮内さんのテーブルではこれまでのIA本のタイムラインを作った
 (海外と日本での差は感じなかった 例:シロクマ本やAbout Face 3など)
 哲学的な本も出ていたが、日本では翻訳されてないような本だった。
 (セミオティクス)
 
 「IAは意味を作る出しているのか」という議論で盛り上がった。

■Ghost in the Shell
IA int the Post digital World by Andrea Resmini

・There is new spirit
・IAはなぜpost digitalの情報空間におけるアーキテクチャーなのか
・IAはsense-makingでreshape realityである。

 攻殻機動隊をモチーフにして、
 情報がどんどん増えていく中でIAがどんな役割を果たすかというワークショップ

■What before How:Making Home for IA
by Bob Royce, Dan Klyn

The Understranding Groupの人の話
 ・Howの人:design(visual)
 ・Whatの人:architecture(IA, UX)
 ・Meaning(意味)を中心に捉えて考えよ
 ・IAは意味を統合するための構造を構築できる領域である。

■The Big Challenges of Small Data by Karl Fast
最近ビックデータが注目されているが、小さなデータの問題も考えないといけないというワークショップ

 ・Gmailの未読や、PCのDesktopにファイルがいっぱい・・・
 ・Organization have big data problems People have small data problems

 例:mailboxのアプリのような解決案

■KYE TOPIC:Web Governance
 ・Design Guidelines:Real-Life Stories
 ・Revolutionizing GOV.UK
 ・Web Governance:Where Strategy Meets Structure

■Design Guidelines:Resl-Life Stories
 ・Focus On Visual Guidelines First
 ・Steering Committee
  (from case study “BlackBoard”)
 ・Brand Central
  (from case study “XEROX”)

 どこまでガイドラインに含めるかというセッション(UXやアクセシビリティなども含む)
 BlackBoardという授業用のソフトウェアの改善事例と、
 XEROXのサービスサイトが再設計されるにあたって、ブランドガバナンスの部署を作った。

■Revolutionzing GOV,UK by Paul Annett
・イギリス政府のサービスサイト改善の取り組みを紹介。
・1700ぐらい存在したサイトをユーザーのニーズに合わせて再整理
・10の設計指針。
 1.ニーズから始める
 2.少なくする
 3.データを基にデザインする
 4.シンプルである事を最終戦にする
 5.繰り返し改良する
 6.包括的にデザインする
 7.コンテキストを理解する
 8.webではなくデジタルサービスをデザインする
 9.均一ではなく一貫している
 10.物事をOPENにする(よくするために)

■Web Governance: Where Strategy Meets Structure
by Lisa Welchman, Peter Morville

・Why Web Governance?
・Big GOVERNACE=local governance
・Pods
・What is Web Governance?
・The governance of a your web
・Governance=Sustence(説得するためにコトバを言い換えた)
・Governance framework

■Digtal Outcasts -Kelly Smith-
 ・Competence
 ・Affordance
 ・Incentives
 ・Empathy

■Closing Plenary
・Great time to be an IA
・Linguistic, Categorical, VerbalとSpecial, Tactile(Physical), Visualの橋渡しをするのがIA
・UncertaintyをProfitに変換するのがIAの仕事

 なぜワイヤーフレームを作ることがIAではないということを説明

★座談会
 IAをプロジェクトに入れていくためにどうやってクライアントを説得するのか?
 →IAを入れたプロジェクトと入れないプロジェクトの差を数字を出す
  専門家が説得する。

▼粕谷さんの質問
 今年のテーマは?
 ・Consistents→一貫性
 ・Meaning→意味
 ・ユーザーリサーチ
 ・ユニコーン(超人的な意味と象徴的な意味)
  ユニコーンは超人的で、馬と角が合わさっているように
  モノとものをつなぐような意味で。
 ・Emerging themes

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