HCD-Net教育セミナー サービスデザイン方法論 第6回 ペーパープロトタイピング 2013年11月16日

サービスデザイン方法論の最終回は、
ヒカリエのNHN Japan様の綺麗なオフィスで行われました。

まずは浅野先生からアクティングアウトについての講義があり、
午前中は、体験のスケッチの方法としてのアクティングアウトを実施。

講義1 アクティングアウト

▼人工物の振る舞い
 →人工物からの視点
  環境との関わり合いを知る

▼ユーザ再現
 ユーザーの振る舞いを演じてみて、
 そこに予見される問題や環境との関わり合いを探るのが目的
 →ユーザー側からの視点
 例:リズ・サンダーズのクリエイティブキット

▼シミュレーション
 使用するコンテキストを表現することで更に精度の高い評価を行う。
 →オーディエンスからの視点

▼プレゼンテーション
 総括的評価を目的として行う。
 →オーディエンスからの視点 

▼分析
 シミュレーションとオズの魔法使いを使ったアクティングアウトの効果が高い。
  ※ムービーなどで作るのが効果的

ワークショップ1:アクティングアウト

 UXフローを書く、
 今回はアクティングアウトをやることを前提にシナリオを書いたので上手く言ったのかも。

アクティングアウト用のシナリオも準備。

各チーム、ステージ上でアクティングアウトを実施。

※スマートフォンに固執しすぎない。
 ※アクティビティシナリオが短い、終わりと始まりを意識する。
  情報のフィードバックの仕方まで考える(エコサイクル)
 

講義2:ユーザーインタフェース

 特別ゲストとしてネットイヤーの坂本さんから、
 スマートフォンのユーザーインタフェースについて講義がありました。

■UI Patterns for Smartphone

ワークショップ2 ストーリーボーディング

 一般的なペーパープロトタイピングはユーザビリティ上の問題を発見する
 ストーリーボーディングは体験の問題を発見する。

 今回は壁に模造紙を貼れないため、
 2mのダンボールでストーリーボードを作成。

 シナリオとプロトタイプを行ったり来たりしながら、
 改修をしてストーリーボードの完成

 まずはチームでパイロットテスト

その後、他チームから被験者をリクルーティングして、
ユーザーテストを実施。

雑感

 前週に静岡でストーリーボーディングを行っているのですが、
 それに比べてアクティビティシナリオの精度があがりました、
 経験者が多かったという点もあるかと思いますが、
 時間があったので、シナリオとプロトタイプを往復しての
 ブラッシュアップが良かったのだと思います。

おまけ

参照リンク

 bookslope blog

 情報デザイン研究室

懇親会

宮益坂の土間土間で。

1月に非公式でリフレーミングがあるとかないとか・・・
みなさん、半年間おつかれさまでしたー。

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