横浜デジタルアーツ専門学校 特別授業 2012年12月11日(火)

前回に引き続き、2日目の授業です、
体調不良と面接の時期ということもあり、
欠席者が多いので、
グループの人数調整をしつつ、授業に入りました。

▼12月11日(火)
 1限 12:40-13:30 KAマップ作成(50分)
 2限 13:40-14:30 KAマップ作成(20分)+アイデアの具体化(30分)
 3限 14:40-15:30 アイデアの具体化(30分)+発表(20分)

ワークショップ

■1時間目
 前回分析したKAカードを元に、KJ法にて「KAマップ」を作ってもらいます、
 作ってもらったKAカード同士の関係を見てグルーピングしつつ、
 出来上がっていく、いくつかのグループ同士の関係などについても議論してもらいます、

 ここでどれだけ議論できて、その内容を模造紙に書き込めるかが大事なとこです。

KAマップには定まった形というものがないので、
 突き詰めようとすれば時間いっぱいまでかかってしまうので、
 ある程度KJ法で分析出来た所で、次のフェーズに向かいます。

■2時間目(50分)

 KAマップの続きを少しやってもらいつつ、
 具体的なサービスを考えるために、
 まずは個人で3つぐらいアイデアを考えてもらいました。

 ※アイデア発想は女子のほうが得意そうなのは気のせいでしょうか、
  男子は結構苦労しているようでした。

 各自でアイデアをA4用紙に書いてもらったら、
 他家受粉してもらうために、シャッフルディスカッションをしてもらい、
 フィードバックを受けてもらいます、
 このとき、ネガティブなコメントはNGで、
 相手のアイデアの良い所を見てあげるようにコメントしてもらいます。

 時間があれば複数セット行ったり、
 グループでのディスカッションも考えていたのですが、
 時間の関係上ちょっと省略。

■3時間目(50分)
 他家受粉が終わったら、元のチームに戻って、
 相手から受け取ったフィードバックを反映したり、
 更に発展してもらって、アイデアシートを作成してもらいます

それを全員で閲覧して、良いと思ったアイデアに「★」マークを付けてもらい、
 一番よさそうなアイデアを選んでもらいます。
 (とはいっても必ず★マークが多く付いているものを選べというわけではありません、
  最終的にはチームの判断におまかせです。) 

最後に★マークが多くついているものも候補にいれつつ、
 チームのなかで一番良さそうなアイデア1つに絞ってもらい、
 それを6コマスケッチで表してもらいました、
 
 ここは上手い下手は関係なくて、
 点だけでも線だけでもいいので、
 必ずチーム全員で書いてもらうようにしました。

ワークショップなので最後は「発表」となるわけですが、
 この発表形式の〆かたが最近あまり好きではありません、
 発表するほうもプレッシャーかかるし、
 フィードバックするほうも遠慮がちになることもあるので、
 発表なしで自由に成果物を閲覧する時間を設けて、
 付箋でフィードバックするようにすることのほうが多いのですが、
 今回は雰囲気もいい感じにほぐれていたので、
 簡単に発表してもらいました。

 という形で2日間のKA法ワークショップを行ったのですが、
 時間的に結構厳しめの内容となってしまったところはあるのですが、
 最後まで落とし込めてよかったと思います。
 (2年生がチームを引っ張ってくれたりフォローしてくれたりしたおかげです。)

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