■意思疎通支援システムYYSystem 〜インクルーシブデザインの実践と開発品のご紹介〜
スピーカー:中村 正樹 株式会社アイシン YYSystem開発プロジェクトリーダー
▼YYSystem
発話や環境音を可視化する意思疎通支援アプリケーション
GOOD Design賞
▼聴覚障害者の規模感と取り巻く環境
日本:34万人
世界:4.66億人
▼インクルーシブデザイン
現在の聴覚障害者の困りごとは、高齢化が加速する将来
社会の大きな課題へと発展する
→将来課題の解決ヒントを持つ当事者を巻き込んだ形で物事を考えて
いくことが重要と認識いています。
→聴覚障害者と密にやり取りをしている。
→法人には積極にアプローチはしていない。
▼訪日外国人が急増
コミュニケーションの変化
▼課題解決のアプローチ
個人モデル:個人に障害がある
社会モデル:社会側に障害がある
▼障害の社会モデルと個人モデル
理想的な状態を実現するのはなかなか難しい
→どちらかではなく、両方を「同時」にすすめていく
▼さまざまなシーンで意思疎通をサポート
個人モデル:スマートフォンのアプリケーション
社会モデル:字幕配信などの情報保証ツール
▼なぜ?自動車部品会社のアイシンで?
コロナ過によってコミュニケーションをとるのが難しくなった。
社内に障害者は300人いる。
▼継続は力ない。いかにやり続けるか?
いくつものが実証実験で終わってしまう。
→当事者と一体になって活動する
▼本プロジェクトの道のり
新規事業プロジェクトとしてまだ道半ば。
→苦しいことが多かったですが、試行錯誤しながら諦めずに続けてきたから
今があると考えています。
▼過去従事していた開発スタイル
自動車部品のプロダクトに関わっていました。
▼今思う、当時の私
自身の明確な目的はなかった。
→客観的な評価を得るため、自分の主観を抑えた言動
→心臓の病気になり手術へ
▼その後
今日やりたいことに専念しようとした。
▼現在の開発スタイル
→非常に小さなチームで作っている
→継続するために自分に合ったスタイルをみつける
▼アプリの機能紹介
→YYProbeという字幕配信機能
→アプリ画面の分割、上下反転
→メッセージ表示・手書きボード機能
→インターフォンの音検出機能
→緊急車両、サイレン音の検出機能
→自転車のベルの音検出機能
→AI意訳機能・自動修正機能
→言語自動判定(翻訳ニーズ)
→話者の識別機能
→NHKニュース(能登半島地震)
オフラインエンジンを開発
→音の可視化・楽しめる仕組み(NHKと協力)
■誰もが親しみやすい色使いへ カラーパレットのアクセシビリティ改善の流れ
スピーカー:ピネイロ カルラ 株式会社エスケイワード デザイナー
▼自己紹介
スペイン出身
ウェブとアプリのUIを担当
ウェブアクセシビリティ推進部に参加(週1回のオンラインMTG)
▼要件
・既存のカラーパレットをアクセシブルな色に改善すること
・カラーコンセプトを変更しない
▼コントラストの達成基準(WCAG 2.2 適合レベルAA)
テキストと文字画像は少なくとも4.5:1のコントラスト比が必要。
グラフィカルオブジェクト/UIコンポーネントの場合
隣接した色との間で少なくとも3:1のコントラスト比が必要
▼次の場合はコントラストの要件はない
・ロゴ
・アクティブでないUIコンポーネント
・情報を伝えない、装飾的なテキストやグラフィカルオブジェクト
▼STEP1
既存の色の整理
▼STEP2
色のコントラストチェック
Adobe Color アクセシビリティツール
Figmaのプラグイン(Stark – Contrasuto & Accessbiliry Checker)
▼コントラストが足りない時の対策
・色を調整する(Tanaguru Contrast finder)
・色の組み合わせのルールを見直す
■受託制作ウェブアクセシビリティ現場最前線
スピーカー:堀江 哲郎 株式会社トルク CTO デザインエンジニア
▼自己紹介
トルク CTO / デザインエンジニア
▼株式会社トルク
デザインとアクセシビリティに力を入れる会社
https://trq.co.jp/
▼実例を見る
SmartHR 採用サイト
https://recruit.smarthr.co.jp/
▼モーション停止
WCAG 達成基準 2.2.2
▼Ameba アクセシビリティガイドライン
https://a11y-guidelines.ameba.design/
▼サイト全体を止めるボタン
全体停止ボタンってOKなの?
WCAG G186:動きのあるコンテンツ、点滅するコンテンツ、
または自動更新するコンテンツを停止させるコントロールを使用する
▼細かい仕様1
すべてのアニメーション、トランジション、モーションが止まる
▼細かい仕様2
止めた情報を保存している
▼細かい仕様3
OS単位で停止している場合は、モーション停止状態からはじまり、
ユーザーが任意でモーションONにすることができる。
▼検索フォーム
button? a? aria-liveは要る?
▼ARIAライブリージョン
▼検索結果表示
▼仕様1
表示ボタンを押下すると、検索結果が切り替わるとともに、
〇〇件という箇所にフォーカス
なお、支援技術には「絞り込み結果〇〇件」と伝えられる
▼仕様2
ページを切り替えたとき
ページャーを押下すると、検索結果が切り替わるとともに、
〇〇件の下に「〇ページ目」という不可視要素があり、そこにフォーカス
▼考えられるパターンはいろいろと
・遷移とみなしてルートに返す
・検索結果の1つめにフォーカス
・〇〇件の箇所をaria-liveにする
▼select? Menu?
WCAG 達成基準 3.2.2 入力時
▼フォーカスインジケーター
WCAG 2.4.7 フォーカスの可視化
▼声を聞く
入社前に「ウェブアクセシビリティ」についてどの程度知っていましたか
・よく知っていた 0%
・ある程度知っていた 45.5%
・聞いたことはあった 18.2%
・知らなかった 36.4%
ウェブアクセシビリティ向上に取り組んで苦労した経験があれば教えてください
・説明コストが嵩んでしまう。
・コントラスト比
・チェックが大変。難しい。
・情報設計やデザイン面で個性を出すと実装が大変。
ウェブアクセシビリティ向上にあたり実案件で工夫したことがあれば教えてください。
・愚直に対応した
ウェブアクセシビリティ向上に取り組む面白さを教えてください。
・ルールがある中での創意工夫
・より多くの人に情報を取得してもらえる
・同時にユーザビリティ向上につながる
・長くWebの仕事をしているが奥が深い、全然わかってないなと思えるところ
・会社としての共通言語でサイトの良し悪しが話せる
・キーボード操作のみでサイトが巡回できる
ウェブアクセシビリティ向上に取り組んで良かったことがあれば教えてください
・自身の仕事に異議を感じることができる
・問い合わせ、採用応募が増えた
・デザインの説得力が増した
・能力向上にも繋がった
・賞が取れた
▼AAA11Y
ウェブアクセシビリティに配慮し素敵だと思ったデザインを紹介するギャラリーサイト
https://www.aaa11y.com/
立ち上げのきっかけ
・受託以外の自社運用できるもの
・自分たちも苦労していた
・制作の参考
・説明の拳例
運用方法
・ご応募いただく or 社員一人ひとりが週に1サイト登録
・審査
・掲載
掲載するサイトの探し方
・ウェブアクセシビリティへの取り組みが強い国や業界を調べてあたっていく
・検索
・Googleアラート
人気の検索条件
・レベル:AA
・レベル:AAA
・レベル:A
・カテゴリ:自治体
・タイプ:コーポレート
人気のサイト
・キャノン
・大阪府
・株式会社EOSファーム
・立川区
・目黒区
運用しての気づき・発見・学び
・欧州、アメリカ、オーストラリアは対応が進んでいて、
アジア、南米は遅れている傾向がある
▼最後に
正解を教えて!
・画一的な正解はない
・WCAG・JISX8341-3:2016は一つの指標
・IA・UIデザイン・UX向上
■「人にやさしい情報発信」をめざして~花王の4年間のウェブアクセシビリティの道のり~
スピーカー:渡邊 佳菜恵 花王株式会社 DX戦略部門 インタラクティブプラットフォーム統括センター マーケティングプラットフォーム部 プラットフォーム開発室
▼自己紹介
・2020年に花王に入社
▼会社紹介
70ブランド
▼花王サイト制作環境と制作体制について
グループ全体で同じCMSを使用
マーケティングプラットフォーム部はCMSの保守、管理、機能開発を担当
コンテンツは各サイトオーナー部署が企画、管理。
コンテンツの制作実務とCMS操作は各サイト毎に外部パートナーに委託。
▼検討を始めたきっかけ(2020年02月)
生活者が利用しやすいウェブサイトにするために、
システム観点でできること検討している中で、アクセシビリティが浮上
・既存のウェブサイト構築運用ガイドラインに記載はあったが浸透していなかった
・取り組むことを決めた理由
・よきモノづくりの次のステップである。
・顧客接点の拡大につながる
・海外の状況
▼よきモノづくり
花王グループは”よきモノづくり”を基本として、
「誰にでも使いやすい」製品やサービスの開発、提供を目指してきた。
花王ユニバーサルデザイン指針(2021年)
・人にやさしいモノづくり
・「うれしい」をかたちにするモノづくり
・人や社会とつながるモノづくり
▼人にやさしいモノづくり
シャンプーとリンスの区別がつくように「きざみ」をつけた。(1991年)
▼人にやさしい情報発信
製品を知り、買い、安心して安全にお使いいただくためには、
製品の情報も「誰にでも分かりやすく」なければならない
・点字シール
・字幕付きTVCM
▼顧客接点の拡大
縮小かつ多様化していく日本市場で、どのようにして売り上げを確保、
維持していくかという課題。
・人口の減少
・超高齢化社会
・日本語に慣れていない生活者
より多くの方に製品を選んでいただけるようにするには、
製品の情報を「ちゃんと」届く形で提供しなければならない。
▼海外の状況
当時、アメリカではウェブアクセシビリティ訴訟が増加傾向にあった。
・ウェブアクセシビリティ確保を民間企業にも義務化する地域も出てきた。
海外でも事業を行っているため、法的リスクの可能性があった。
短期間で改善するには困難なため、時間があるうちに着手する必要がある。
▼アクセシビリティ診断(2020年8月~10月)
WCAG 2.1 レベルA・AAの達成基準を評価基準とした診断実施。
傾向として問題の4割はCMS、6割はコンテンツに起因すると判明
▼花王で利用しているCMSの特徴
予め用意されているコンポーネントを組み合わせてページ作成
・花王用にカスタマイズしたコンポーネント。
・独自でHTMLを記述したり、JavaScriptを置くことは原則できない仕様にしている
▼課題
コンテンツのアクセシビリティを高めていくには、
700以上ある各サイトのオーナーに対応をお願いする必要がある。
・企業情報サイトはコーポレートブランディングの部署、
ブランドサイトは各ブランドのマーケティング担当、などがオーナー。
・制作はサイト毎に外部に委託。
・当時は日本国内だけでも400サイト。
▼社内の理解獲得に向けた活動(11月~2021年6月)
サイトオーナーに個別アプローチして進めるのは不可能に近いため
トップダウンで進めるべく、社内の理解獲得に向けて活動。
・ESG担当の部署および役員に提言。
・”It’s the right thing to do”
・サイト制作に関わっている各部署の責任者への説明
▼ウェブアクセシビリティ推進体制立ち上げ(2021年09月)
CMS改修完了の目途が立ったタイミングで、
会社横断のウェブアクセシビリティ推進体制を立ち上げた。
・マーケティングプラットフォーム部門含む8つの部署から成る。
・役割
・方針の細目や公開タイミングの検討
・実務担当者への周知
・さまざまな部署が参画していたため、現場の理解を得やすかった。
▼ウェブアクセシビリティ方針の公開(2023年03月)
2022年03月にウェブアクセシビリティ方針を公開。
https://www.kao.com/jp/web-accessibility/policy/
・方針を出すタイミングは推進体制で議論になった。
・100%できていないのに出すの?
・「先に出してはいけない」というルールはない
・社内に向けて、それだけ強い意志をもって取り組みを知らせる。
▼関係者向け説明会(2022年4月~5月)
サイトオーナーなどサイト制作に関わる社員、および外部パートナー様、
それぞれに向けた説明会を開催
・社内は累計7回開催、1500名以上が参加
・「ウェブアクセシビリティとは何か」、「なぜ重要なのか」にフォーカス
・外部パートナー向けは55社、300名が参加
・方針説明のつもりだったが「花王の取り組みで初めて知った」が3割いた。
▼コンテンツ改善の進め方
WCAG 2.1 レベルA、AAの達成基準に基づいたチェックシートを用意し、
サイト制作、改善時に提出を必須とした。
・CMSの仕様も考慮する必要があったので独自で作った。
▼チェックシートの対応指標
チェック項目をすべて満たすのは難しいため、I~IIIの3グループに分け、
対応指標として少なくとも「分類IとIIのうち80%は満たす」を設定
・分類は対応の難易度、対応しなかった場合のユーザーへの影響度、
ページ内での使用頻度などから設定
・対応指標はミニマム。満たさないものは今後の更新の際に見直す
▼チェックシートを用意した理由
・制作工程によって委託先が異なるサイトがある。
・サイトオーナーの指示で要件を満たせない可能性。
・要件を満たすよう作業されたかサイトオーナーが確認するのは困難。
・アクセシビリティに詳しくない外部パートナー様もいらっしゃるかもしれない。
・アンケートでは5割が「実践は花王グループの案件が初めて」と回答
→予想よりも遥かに多かった。
▼進捗
日本向けサイトの8割はチェックシートを使って改善済み。
▼現在の状況
全体的には「アクセシビリティを維持して運用する」フェーズに移行
・改善済みのサイト
・更新することでアクセシビリティが損なわれないよう気を付ける
・リニューアルするときはチェックシートを使う。
・まだ改修が終わってないサイト
・2025年までにチェックシートを使って終わらせる。
・新しく作るサイト
・必ず企画段階からチェックシートを使って制作する。
▼他にやってきこと、今進めていること
・他にやってきたこと
・社内向けサポート資料の用意、勉強会の開催
・サポート窓口の開設
・今進めていること
・ウォークスルー調査
・アジアへの展開
▼社内向けサポート資料の用意、勉強会の開催
ウェブ制作の技術的な話に詳しくなくてもアクセシブルなコンテンツを
企画できるよう、嚙み砕いたサポート資料の用意やテーマ別勉強会の開催
・参考になる情報はネット上にすでにあるが社内には難しい
・「hタグ」、「リスト項目(ul/ol)」、「alt属性」は伝わらない
・勉強会はテーマを分けて小出しに。
・これまでに500名以上が参加。
・資料、録画を公開していつでも振り返りが可能に。
・ウェブの領域を超えた気づきをもって帰ってくれることも。
▼サポート窓口の開設(外部委託)
代替テキストの考え方、見出しレベルの構成など、気軽に専門家に
相談してアドバイスしてもらえるサポート窓口を開設
・外部から回答してもらうことで納得度が高まる
・それまでは渡邊が対応。社内では「詳しいひと」となっているけれど・・・
・社内向け勉強会の講師もサポート窓口メンバーに努めていただいている。
▼ウォークスルー調査
これまで進めてきた改善で実際に多用なユーザーに対して使いやすくなったか、
どのような点がさらに改善できそうか検証するために調査を実施
・専門家が想定ユーザ役になりきって行うことが多いが
今回は障害者当事者い評価者になっていただいた、
・ユーザーの実際の対応力や使用状況は予測が難しく、
専門家観点やWCAGに則った仮設は実際のユーザー体験と一致しないことがある。
▼日本以外のアジア向けサイトの改善
日本以外のアジア向けサイトも「人にやさしい情報発信」を実現すべく、
できる範囲で対応を進めている。
・同じCMSを使っているが日本のような一律の推進は難しい。
・制作体制がさまざま。
・WCAGの翻訳版がない言語もある。
・しかし”きモノづくり”花王グループ共通。
・世界的な法整備の動きも注視が必要。
▼日本で行った改善を他地域のサイトに反映
日本サイトで行った改善を少しづつ他のアジア地域のサイトに反映。
▼今後の課題
・「できたつもり」の部分改修
・CMSを利用していないサイトの対応
・始めから意識する
▼「できたつもり」の部分改修
チェックシートはあくまでセルフチェックのため、誤チェックや、
外部パートナー様の知見に依存する場合がおおい。
・別途チェックのフローを挟むのは運用を考えると現実的には難しい
・ツールでモニタリングしているが、ツールで検知できる内容は割とできている。
・今年の6月にチェックシートを大きく改定い、より分かりやすくした(つもり)
・社内に勉強会等を通じて知識を付けてもらう
▼CMSを利用していないサイトの対応
数は少ないが、CMSを利用していないサイトがほぼ手つかず
・CMSで出来ない表現や施策を行うため、その分難易度が上がる
・サイト制作のプロとして外部パートナー様い期待!
・チェックシートを満たすものをご提案いただくように依頼。
▼始めから意識する
まだまだ最後に思い出して取り掛かるサイトもある。
・サイトオーナーのほとんどは、サイト運用が主の業務ではない
・サイトオーナーの異動や担当者替えが多い。
→社内啓発を継続して行うしかない。
セキュリティのように最初から当たり前に意識するものになってほしい。
▼ウェブアクセシビリティの先にある目指す姿
・花王が提供する製品や情報が、多くの人にとってやさしい
・花王が選ばれ、愛される企業、ブランドであり続ける
・アクセシビリティに取り組む仲間が増えて、世の中のさまざまな商品や
サービスがより多くの人にとってやさしくなる。
▼アクセシビリティ推進のための3つのポイント
1.まずは「どうやるか」より「何故やるか」
2.仲間をたくさん作る(関係者を巻き込む)
3.できるところから少しづつ
■社内を動かすアクセシビリティ戦略
スピーカー:出口 裕貴 Qiita株式会社 プロダクト開発部 デザインG マネージャー
▼自己紹介
Qiita株式会社
▼はじめに
Qiitaではアクセシビリティ改善に取り組んでいる。
https://blog.qiita.com/accessibility-project/
・アクセシビリティに取り組みたいのに経営者の理解が得られない
・工数などのリソースの問題で決裁者の承認がおりない、後回しになる
・同僚がアクセシビリティに興味を貰えなく、前に進まない
▼社内メンバーの巻き込み
他のメンバーが行動に移せる具体的なアクションを提案
×アクセシビリティやりましょう!
〇セマンティックなマークアップにしていきましょう
社内メンバーを巻き込むにあたって大切なこと
メンバーの一歩目が動きだせるところまで
アクションを分解して提案すること
▼WCAGの勉強会
毎週持ち回りでWCAGのガイドラインを読み
読んだ内容をまとめ発表する
セマンティックなマークアップを意識できるようになった後に勉強会を開催すると…
→セマンティックなマークアップをする理由
→アクセシビリティ改善の実感が湧く
▼QiitaアクセシビリティHandbookを作ること
・アクセシビリティ対応方針
・アクセシビリティに関する情報
・改善するためのドキュメント
▼改善するリソースの確保
Qiitaではエンジニアとデザイナーが他のプロジェクトと並行して
アクセシビリティ改善を進めている
薄く広くアクセシビリティ改善を進める
→アクセシビリティ改善プロジェクトの立ち位置を定義し
リソースを確保している
▼決裁者の承認・アプローチ
ミッション
ブランディング
■アクセシビリティでキャリアを築く
スピーカー:平尾 優典(ゆうてん) 株式会社ディーゼロ 執行役員 フロントエンドテックリード / ウェブアクセシビリティスペシャリスト
スピーカー:桝田 草一(masuP9) 株式会社SmartHR アクセシビリティ本部 ダイレクター / アクセシビリティスペシャリスト
モデレーター:家本 夏子 株式会社エスケイワード 広報・人事
▼アクセシビリティへの目覚め
桝田さん:本当の最初の最初で言うと当時僕大学生ぐらいだったと思うんですけど、
ブログが結構流行ってたんですよね好きなブロガーに「モーニング娘。の石川梨華さんにガチ恋してる人」の
なんかそういうコンテンツになんかアクセスできる、その個人のも面白い個人にアクセスできるっていうのはなんかすごく好きでなくコメント欄とかでやり取りさせてもらったりとかしててなんかそういうのはすごく最初Webって意味では最初かなと思いますもうちょっとなんていうんすかアクセシビリティっぽいアクセシビリティで言うと
最初Webって意味では最初かなと思いますもうちょっとなんていうんすかアクセシビリティっぽいアクセシビリティで言うとWeb業界に入る前に自分でポートフォリオを作ろうと思って結構ボランティアをしてたんですね、そのときにALSとか体は全身動かしにくい方のコミュニケーションを支援するNPOさんがあって、そこのウェブサイトを作る手伝いをしたんですけど、そこの理事長さんがALSの方でその方が視線入力装置とかなんか本当に指先だけのスイッチでウェブページを操作するような支援技術を使ってWebを用いたり、コミュニケーション僕らと取っているのを見て本当にいろんな人でも使えるんだなって思う最初に思ったのは、何かそこかなと思いますね。
ゆうてんさん:はい僕も多分同じ時期、桝田さんと同じ時期にWeb趣味だったりで、初めたのでそういったWeb自体が、いろんな情報に簡単に触れられるみたいなそういった原体験は同じような感じでありました。その中で作っていく方に興味が出てきたウェブのですねHTMLっていう、技術があって、それを自分が表現したいもの。当時は僕音楽をやってたんで、音楽を表現するために、HTMLでホームページを作ってっていうのをやってたんですけどそれをいくつかキャリアを経てキャリアというかいろんな状況減って、Web制作の会社に入ることになったんですよそれでHTMLを書くんですけど、10年前15年前ぐらいのもうHTMLでたらめに書いても良かったような世界だったんですよ。よかったじゃないな祖霊でも仕事になっちゃってたですね。仕事になっちゃってた時期があってCSSだったりとか、あとはテーブルコーディングとかって懐かしい言葉を言っちゃいますけど、はい。そういったもので見た目がデザイン、ビジュアルが作られていればOKみたいな世界があったときに僕がHTML書き始めた趣味で描き始めた頃に、HTMLバリデーター、というものがあります。
懐かしい方もいらっしゃる今でもあるんですよHTMLバリデーターてあるんですけど、あれでHTMLをちゃんと書きたいっていうあれモチベーションになるんですよね違反してるところを教えてくれる。あれで育ってきたんで趣味の頃からあれで育ってきたんでちゃんと書かないといけないよねみたいなのを思ってこの業界に入ったのに、でたらめで仕事になるみたいな状態になるとこんなはずではなかった。でもちゃんと書きたい、でもちゃんと書こうとすると、何か時間がかかるしみたいなでもこれを何とかちゃんと書かないといけないんだよっていうのを説得していきたい。
って思ったときの根拠になったのがアクセシビリティで、HTMLを正しく書く理由はアクセシブルだからみたいな、そういったところからアクセシビリティっていうものがあるんだっていうのを、これも当時、アクセシビリティのセミナーにふらっと行って、HTMLを書く正しく書く理由ってこれじゃん。っていうのに、そこで気づいてそっからですね。
▼キャリア駆け出し期
桝田さん:そうですねこれはWeb制作会社に入って変更した段階で自分の家はアクセシビリティをマジックにしようとは思ってたんですね。て、そのとき僕の上司いい、上司じゃないかな僕は今共感って呼んでるんですけど非常に厳しい方だったのでWeb業界にてWeb上にアウトプットしてない奴はいない当然だみたいなことを言われる続けていたので、とにかくブログを書くってとにかく勉強会に顔を出してLTをする。アクセシビリティとは言わずに、アクセシビリティの話をするとか、違うテーマの勉強会に行ってもアクセシビリティの話をするみたいな感じでとにかくその自分の露出を上げていくみたいなことは、駆け出し期はめっちゃやってましたね。
ゆうてんさん:そうですねアクセシビリティっていうものを知ってからが何とかそれにこじつけようみたいなのはやりました。何と言ったらいいんでしょうね。うん。今日も技術的な話も出ましたけど、正しく書けば、アクセシブルになるし
それを説得材料にするときにアクセシビリティという言葉を使わずにやりました。
桝田さん:駆け出し期かどうかは別にして自分、アクセシビリティっていうちょっと正義っぽいとかなんて言いや正しいかさっきも正しいことだからやるんだって話ありましたけどもそれでも別に正しいことだからやるんで全然説得できないんですよね。だから、基本的にユーザーメリットだったりとか事業のメリットだったりとかユーザビリティが良くなるからやるんだよみたいな方に行った方が伝わりやすいなと思う時期というかそれは今でもそうなんですけど
そこはきちんと説明しようってのはあるあると思いますね。何かその逆に僕その露出を獲得するために、アクセシビリティのLTタイトルで採用されへんのちゃうかなみたいなのがあって、何かそのUXってやっとったら一旦それでいこうみたいな、でも実質いや研修にすらいや実はアクセシビリティの話なんですよみたいな頭仕打ちみたいなことを流し打ちだまし討ちじゃないですけどそういう何かもちろんテーマが決まっているTAだったらそのテーマのことも話しますよ。それは全然ウソにはならないようにしますけど、うん。でもそういう、そういう観点だったからそうですね社内の説得というか社内と話しするときはそれは役に立ちましたね。
ゆうてんさん:僕の場合社内の説得みたいなのは、完全に失敗したんすよ。最初、完全に完全にしくじり先生、失敗したんで僕キャリアの初めの頃何したかっていうと外に仕事を取りに行きました。取りに行ったっていうか偶然撮れたんですけど、ヌーラボさんのBacklog使ってる方もしかしたらいらっしゃるかもしれないんですけど、アクセシビリティの改善をしないといけないっていう状況になったタイミングで、アクセシビリティできるんですけど、何かやれないことないですかっていうのが、偶然会ったまたまタイミングがあって、お仕事を一緒にさせてもらうことになってそれまでアクセシビリティの仕事ってほぼなかったんですよ。公共系のサイトはやるとかはあったんですけど、本当にアクセシビリティありやりたくてやらないといけなくてっていうプロジェクトに初めて入ってでもそこでほら仕事ありますけどっていうふうに会社に言えたのが最初最初というか、その初めての仕事はそれですなので社内からは社内で何か盛り上げるっていうのはあまりうまくいかなかったんですけどいや仕事あるから、これやった方がいいんじゃないのっていうのは、そのとき偶然ですが、ラッキーだったんですけど言えたっていうのはあります。
桝田さん:ゆうてんさんがすごいなと思うのは、そういうアクセシビリティがやりやすい環境ではないのにもちろんラッキーがあったとは思いますけど、あったって言いますけど、その仕事を作って実績で弾きやすい環境にしたっていうのがすごいなと思っていて、僕は最初に未経験からWeb制作会社に行くときに、どこに入るか30歳未経験のですよ、かけだしおじさんをですね、会社を選べるはずもないんですが趣味でマークアップだけやってたのでマークアップが照って綺麗なところにしか行かないって決めたし標準対応してるっていう要するに、やりやすい環境の会社を選びましたよ。ただそのやりにくい環境で頑張るよりもやりやすい場所を選ぶ。それは駆け出しの頃から意識してましたね。
ゆうてんさん:虚勢ですよね。実績ないのに貼ったり僕興味がありそう、あの言い方も、はい絶妙に興味がありますって言ったらなるほどなるほどややれますって言いきってなくて興味があります。どうですか。それを拾ってもらった。
ゆうてんさん:種まきみたいなのは、あったかもわからないです勉強会にヌーラボさんと繋がりができてるのも村尾さんのイベントに参加をしていたりとかっていうそういうお互いに認知があったっていうのはあらかじめあって僕はその当時は割とそのJavaScriptエンジニア的な感じでみんなに認知されていたので、そういったそのある程度できる程度は信頼のおかげでできるやつだろうっていうのは種まきをしていたけど、突然アクセシビリティ関心がありますって言い出したって感じだと思うんですよ。そこで、本当にタイミングよくマッチしたっていうこれめちゃくちゃ大事な話だと思ってて言うてんすよ
桝田さん:できるやつだと思われていることってすごく大事でアクセシビリティやりましょうよって言ったときに、例えば転職して最初にアクセシビリティ、僕やりたいんですって言ったときに、信用貯金というか信用残高が何もない状態から何出してるんやこいつってなるのか。こいつめっちゃプロジェクトでもいい感じに実装とかねデザインとかいろいろしてくれるし、この人が言うことやったら、確かにそうやなって思うようになってから別に最初から言ってもいいんですけどなっていうのとでは全然違うなと思っていて。なので僕も最初いろんな登壇した。ところでは別にアクセシビリティ以外の登壇もいっぱいしたし、ブログも書いたし、勉強会にも行ったし、仕事も当たり前ですけどきっちりやるし、みたいなことは意識はすごいしてましたね。
ゆうてんさん:人なんで保護した図だけみんなでその自分のやりたい本筋のところにたどり着くまでにまず、やっぱりちょっとずつ自ら勉強会に行ってみるとかブログで発信するとか、そういうようなことはやっぱ積み重ねた上で、あるっていうところは共通項ですかね。うん。でもかといって僕がアクセシビリティではないですけどその前にやってたJavaScriptエンジニアで認知されてたっていうところを話すと、僕には所属ディーゼロなんですけど、ディーゼロに入社したときに当時フラッシュ時代的にフラッシュなんですけど、フラッシュとJavaScriptができる人が社内にいなかったんですよ。いなくて僕だけができるっていう形で入社してたんでその時点で頼るの僕しかいないから、そこからもう信頼貯金もガッポガッポ儲けれる状態だったんです。イージーモードななので、そういうところに自分を置いちゃうっていうのは一つ方法としてありかなと思ってて、僕はずっとそういう生き方してるんででも何かやれやらないことをやりたがるタイプだからなるほどなるほど、そこはうまくいってきたかなとは振り返って思いますね。
桝田さん:やっぱり価値が普遍的なものではないというか、アクセシビリティ例えば開発するとかだと実装するとかだと実装すれば、プログラムができて物ができるものがお金を生み出すというこのなんていうか方程式がきちっと生まれあるものであれば、何かリソースに対してリターンがこれぐらい返ってくるよねっていうのがもうわかってるけどアクセシビリティそうじゃないのでそこに対して投資をしてもらわなきゃいけないっていう投資がいかに引き出しやすい環境かとか、その投資に対してリターンが説明しやすい環境かっていうのはすごく意識しだすようになりましたねそれそういう考えになったのは、そこまで具現化、ちゃんと話せるようになったら駆け出し式終わってからだと思いますね。
▼ブレイクスルー
桝田さん:ちょっとだけ戻っていいですか、ゆうてんさんが、アクセシビリティを軸に据えようとしたっていつぐらいなんすか。
ゆうてんさん:軸に据えようとしっかりと自分の中で思うことってあり、あります?。僕なくって僕の行動原理ってもう興味し興味というか関心で、欲望のままに動いているのでよくJavaScriptやってたときはJavaScript大好きでそればっかり書きたいからやってたしそっからアクセシビリティを知って、アクセシビリティやりたいなっていうので、もう外に仕事を取りに行って行動やみたいな感じでやってたし。なので、そうですね自然となので今あえて言うなら今一番関心があるのがただ単にアクセシビリティなだけって感じでこれを言っていいのかわかんないすけど、もしかしたらいつか飽きるかもしれないもう考
えてるんですそうなったら多分別のことをするだろうしっていうなんかブレークスルーしたなとか花開いたなとかちょっとこの方向の仕事人生うまくいってるなみたいなこともあんまり思わないですか。
ゆうてんさん:いやそれは当然ねこういうところにお呼ばれしたりとかカンファレンス福岡を開けてる状態とかは一定の認知はされているし認めていただいてるなっていうのは思ってるんで、そこはブレークスルーは既に知ってるかなとは思ってます。カンファレンス開くよって言ってツイッターで言ってみんなのいいねがワーッてきたら思いましたそっかなとみんな期待してくれるんだみたいな。なるほどそんな感じでカンファレンス開いたらブレークスルーできます?
桝田さん:ブレークスルー何個かあるんですけどさっきのそのWeb制作会社の後にサイバーエージェントに転職してフロントエンドをやりながらアクセシビリティのことやっていたんですけど一つは僕もカンファレンス、あのね福岡名古屋の間にジャパンというのをやっておりましてジャパンアクセシビリティカンファレンスを1回2回とやったんですけどそこで別にキャリアに関しては何かブレークスルーしたなというのは思ってなくて自分自身感じたのはサイバーエージェントと、特定の専門領域に関してこの人はエキスパートだよって認定する制度があったんですねDeveloperエキスパートというそれのウェブアクセシビリティに選んでいただいて、からは、ときは結構何か肩書きついたなと思ってそれって予算も時間もあったんですけど、何よりなんかその肩書きがすごい仕事をやりやすくしてくれるんだなと思っていてその後のその、それこそイベントをやるにしても、何か話しやすいですよ私はアクセシビリティで認められているものでございますみたいな感じでいけるんでそれはすごく良かったその後にそれで結果的には副業を他の会社さんのお手伝いをし始めたりとか本を書かせてもらったりとかそっから結構アクセシビリティの人としての仕事がそれだけじゃないと思うんですけど来るようになったなと思ってそこがそれも本当に何て言うんですかね僕も認定されようみたいな感じで真似できるものではないんですけどでもなんか、でもなんか、肩書きをつけることわかりやすい自分はこの専門家なんだよっていう肩書きをつけることは例えばSmartHRのアクセシビリティスペシャルになるとかすればできるとおもうとのでどうですか?
ゆうてんさん:名刺に載せる前からSNSとかではアクセシビリティの専門家とかスペシャリストとか名乗り始めましたねうん本当に言う通り名乗ってなんぼというか肩書きつけちゃえばすごい会議はしやすいんで、アクセシビリティやってますって自己紹介のときに言うだけで、全然そっからのみんなの反応変わるし多分仕事の舞い込み方も変わってくるだろうしそういうところからもうねそういうところからにハッタリかましてもいいと思ってるんです。僕は、はい。
出来できようができまいが、関心がありますっていう表明のための肩書きはありだと思います。でも今はね、僕らのときは、ある意味すごい少なかった仕様に出てた人が、もちろんアクセシビリティの専門家の人っていっぱいいらっしゃったんですけど表に出てる人が少なかったというのがあって、だからある意味表に出て名乗ってしまえば、仕事とかいただくと登壇しませんかといただけたところはあるので今はちょっと我々が蓋をしてしまっている。
▼これから…
桝田さん:そうですね何かアクセシビリティのSmartHRのプロダクトのアクセシビリティと、一部マーケティング系とかも見てますけれども、そのアクセシビリティだけでは、何て言うんでしょうねキャリアのよしあし別に例えばポジションが上がっていけばいいのかどうかっていうのは別の話として置いといても何かアクセシビリティという、この成分というか領域だけでは特にユーザーインターフェースですね例えば支援技術を作るだったりと今日のその技術的なプロダクトではなくて既にあるプロダクトの品質だけでが何かいわゆる会社の経営課題になって例えば経営層になるとかは、正直裾ちょっと無理無理っていうか無理な会社も多いと思うんですよね。キャリアが昇る方向で考えると、もう少し自分の領域をアクセシビリティを軸に広げる必要はあるのかなとは思っててはいますけどアクセシビリティを完璧なかと言われればそうでもないので、ただ広げてもいろんな最近ところにお呼ばれすることも多くなってきたので、関わる人もいろんな人になってきてなんか、
ただそれで自分の仕事の幅が今広げられてないなっていうのは、ちょっと反省であるんですけどそういう方向に広げられたらなと思ってるけどあんまりちゃんと考えてないですね。
ゆうてんさん:僕もうその広げるは1個キーワードではあって、自分が何かできるっていう広げ方では、今考えてなくて自分のやれることって限度がある。まあいい年になってきたのでだんだん気づき始めてるってのもあるんですが、でもその人に
伝え、人に伝えるというかアクセシビリティができる人を増やすを僕はやっていて今日こういうところでお話して、今日本当にこの中の皆さんの誰かアクセシビリティスペシャリストにするつもりでここに来てるんでそういう活動をしていますし今日花王さんのね、お話でもあったように、制作会社でアクセシビリティができないっていうまだまだっていうところが本当に多い。最後同業としても感じているところで、本当に課題日本だけじゃなくて本当に世界で課題になっていると思いますウェブだけではないくあらゆるプロダクトにそういうところは課題だと思っていて。なので本当にそういったところを解決する方法としては本当に啓発活動だったりとかっていうのをやっていくしかないよねっていうのは思っているんですよ。今のところそこに明確なゴールはないんですけど、とりあえずとにかく広げていけば何かつかめるかなっていうのを今模索してるところではあるので次をどうするか、何を目指しているかっていうよりも、とにかくやっているところ。
桝田さん:アクセシビリティで最近僕よく言ってるのはアクセシビリティで飯を食う人を増やしたいそれを何か自分のキャリアというよりかは、やりたいことがあって、SmartHRでアクセシビリティスペシャリスト、エンジニアとテスターのポジション三つあって作ってるんですけどもう皆さんぜひ応募をいただきたいんですけどなんで職種、きちんと作って人と採用しているかというと、今日なんか僕という店さんが話したキャリアの話って真似しようと思ってもてか再現性があんまりないというか、お前らみたいなもんはみたいなその特殊やんけみたいなことをね、僕も人のキャリアの話聞いてて思いますし
ただなんか、きちんとしたジョブDescriptionとどういうスキルがあってどういう価値貢献をプロダクト開発チームの中でし道を敷くというかやりたいですね。自分のキャリアというよりかはこれまでのキャリアを舗装するみたいな感じで。
ゆうてんさん:僕さっき皆さんはアクセシビリティスペシャリストに行って、行った上でちょっと矛盾しているように聞こえるかもしれないんですけど今自分がやっている業務範囲にアクセシビリティをプラスするっていうところだけでも全然いいと思っててそれが実際に年収を上げるとかに繋がるかどうかちょっと何も言えないんですけどとにかくアクセシビリティってもん皆さん学ばれたからもうわかると思うんですけどあらゆるところにアクセシビリティってあるじゃないですかもうデザインだとか、コーディングだとかそんなんじゃなくて、もう本当に考える人に伝えることっていう時点でアクセシビリティが必要みたいな人とコミュニケーション取るっていうそれだけアクセシビリティが必要みたいな、そういうところがあるので、もう図で全人類アクセシビリティを知ってないといけないぐらいあるじゃないですかそこにその自分のやっていることを自分のなりわいにしていることにアクセシビリティっていうものが増えていく。
とにかくみんながアクセシビリティを理解してっていうところをずっとどうにかできないかなって考えている。
桝田さん:キャリアの軸にする、今のゆうてんさんの話でキャリアにアクセシビリティを足すアクセシビリティが得意なエンジニア、アクセシビリティが得意なデザイナーさんいろんな職種にアクセシビリティだと思うんですけど、なんかそれもいいなとはもちろん思っていつつ、アクセシビリティを軸にする人も増やしたい。うん、どっちも必要ですよねね変な決着のつけ方しちゃったけど、めっちゃどっちもいいよね、右がねみたいなねちょっと気持ちがあってですね。気持ちあるかないんですけど対立構造からの和解みたいな感じでいいですかね
▼アクセシビリティと共にあるキャリアをみんなで築いていきましょう!
桝田さん:僕は今やってることは本当に皆さん環境を選ぶって言ったと思うんすよね自分がやりやすい環境を選ぶその環境になることを今やろうとしているのでもちろんでも、環境を作れるまだ実はそこまで整ってないです正直に言うと、なので俺も一緒にそういう環境を作ってあるぞっていう人には本当に来てほしいですし一緒にやろうぜって言いたくなりますもちろん別にうちに来ていただかなくてもやっていく一緒にやっていきましょうなのでぜひ各社アクセシビリティスペシャリスト職作っていただいて部署も作っていただけるといいなと思ってポータリィっていうアクセシビリティ、ウェブアクセシビリティのポータルサイトポータルメディアを立ち上げて制作者向けのアクセシビリティの情報をどんどん更新していくようなものを作っていってます。これはもう社会活動的な感じでやっていこうかなと思っていても、とにかく本当にそういう制作会社が増えればOK、ポータリィに関してはそういうんじゃなくて本当に増やすっていうのをやってますので、そこからそれをきっかけに、自分のキャリアの中にアクセシビリティをインストールしてもらえたらなと思います。
ということで、
アクセシビリティに特化したイベントができるの良いですね、
特に花王さんの案件はすばらしいものでした。
(長文につき誤字脱字は見逃してください)
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