時間がちょっと早く、
10:15にNTTデータに到着。
しばらくエレベーターホールでのんびりする。
今日はチーム演習らしく、
チーム分けがされており、
鈴木さん、森さん、太田さん、自分の4人でDチームでした。
今回は丸一日かけて、
座学とワークの繰り返しになります。
■ユーザー調査の目的
- つくる前にユーザーと利用状況について調べること
- つくった後に確認するのがユーザー評価
ユーザーの行動や実態を調査(=ユーザーリサーチ)することで、ユーザーが求めている価値や本質的なニーズ(=イン サイト)に繋がる情報を得ることができます。更には、そこから新しいサービスやアプリケーション開発のヒントを掴 むことができます。
サービスやアプリケーション開発により新しいユーザー体験を提供することが目的だとしても、既存のものの中でよく似た体験を提供しているものを探し、その調査をすることが重要です。なぜなら実際の利用環境においては、ユーザーの行動や実態は企業の想像を超えることが大半であるためです。
・ユーザーそのもの理解
・ユーザーの利用文脈の理解
■ユーザー調査の実施方法
「誰にどんな価値をどう届けるべきなのか」を考える起点として、ユーザーに潜む課題やニーズを調 査、検討します。具体的にはユーザーのインサイトを発見・深掘りし、その具体像を特定して、一連 のアクティビティの流れにおけるペイン(不満や不安)・ゲイン(満足・安心)を探ります。 ここではその代表的な手法として、ユーザーリサーチ、ペルソナ、カスタマージャーニーマップ、 ユーザーストーリー(ユーザーシナリオ)の4つを紹介します。
▼調査計画
ユーザーリサーチは目的を明確にしたうえで戦略的に計画して実施する必要があります。なぜなら、対 象者のバリエーションやインタビュー内容などによって、発話データだけでも膨大な量になり、プロ ジェクトに役立たないものまで拾ってしまったり、整理に工数がかかってしまう恐れがあるためです。
✓ ユーザーリサーチにより得られたデータは「生データ」「1次データ」と呼ばれることがあります
✓ 調査の目的は主に3段階あり、「何が分からないのかを発見する」「正誤が分からないことを検証する」「既に分 かっていることを確認する」の順に具体的な内容になっていきます
✓ 一般的に調査プロセスは[下準備→調査設計→当日準備→データ取得&整理]という流れを経ることが多いです
▼調査種別
ユーザーリサーチには、定性調査(質的)と定量調査(量的)の2つの方法があります。基本的には定 性・定量双方の観点での調査が望ましいですが、目的に応じて適切な手法を選びましょう。
▼調査手法の一例
定性調査(数値化できないデータを観察、探求し、解釈する調査)および定量調査(数値化できるデー タを取得する調査)の手法の一例を下記に示します。 得られるデータの種類、かかるコストや工数に違いがあるため、これらの特徴を押さえ目的に合わ せて選定することが重要です。
▼調査結果の分析
ここでは一例として、ユーザーを4象限に分けて、それぞれのエリアからどう変化しているのかを、 インタビュー結果から分析しました。
■インタビュー調査について
千葉工大の生徒が来てくれて、
インタビューします。
- インタビュー、日記調査、行動観察、アンケートなどの組み合わせが有効
- そこから事実(ファクト)をたくさん集められたのが、良い調査
- インサイトにつながるヒントを得る
ポイント
✓ 段取り8分
✓ 半構造化インタビュー
✓ ラポール形成
✓ 認知特性を知る
■ペルソナ/カスタマージャーニーマップ作り方
ペルソナとは
実在するユーザーをモデル化したもの
・リサーチから事実に基づいて作成する人物像
・ユーザーのゴール、態度、意識、行動などのパターン導出
・デザイン案をユーザー中心にすることに加えて、関係者間で共通理解を促すためにも用いる
・プラグマティック・ペルソナと呼ばれる開発者が想像する偽のユーザー像から、1次データに
基づいたユーザー像まで、どのようなペルソナを作って、使っているのかを意識する
✓ インタビュー
✓ 観察、エスノグラフィー
✓ フォトエッセイ
✓ KA法
カスタマージャーニーマップとは
人々と製品やサービスとの関わりを時間軸で表現したもの
- 連続性に着目する (UX白書 4つの時間軸)
- 出来事に対して、行動、感覚、認識、思考、感情などを明らかにする
- タッチポイントを明らかにする
- AsIsを作ってから、ToBeを検討する、分けて考える
■アイディエーション ユーザーストーリーによる体験可視化
チームビルディング、
ランチ
気づきの共有
テーマ発表
学生さんのおでかけサポート
■学生さん
丸山さん
3年生
滅多に食べにはいかない
学食
購買
旅行もしない
バイトなし、
仕送りで暮らしている。
ランチ
会場からちょっと歩いて有楽町にある
つばめや和牛グリルへ。
つばめや特製:熊本あか牛と黒毛和牛のビーフハンバーグ 1738円
ちょっとお高め
■午後はカスタマージャーマップの作成から。
まずはASISのカスタマージャーニーマップを作成。
丸山くんに追加インタビューしながら、
仕上げる(女子が中心で手が出ない…)
旅行はあまりしなく、基本インドア
友達に誘われてやっと重い腰をあげる、
旅行に出るまでが若干感情曲線は低い
旅行中の写真撮影中は、
いい写真が撮れれば上がり、
取れないと下がる
家に帰って写真をLightroomで編集したり、
インスタにアップしたりすると感情MAX
以降感情曲線は下がり気味になるが、
友達からのいいねがつくと、
またテンションがあがる。
■課題抽出 30分
カスタマージャーニーマップから、
改善につながるような課題を抽出してください。
■ユーザー評価 15:30~
・コンセプト(体験価値レベル)シートの構成
心の声を課題をアイデアに。
できるだけ抽象的に。
■2段階コンセプト評価方法
・ISO9241-210:2019
・ユーザー調査だけではなく、ユーザー分析が必要
・ユーザーに評価してもらう。
▼UXデザインのプロセスと評価のタイミング
・コンセプトの評価
・プロトタイプの評価
・実体験の評価
※検証の技術が大事
▼コンセプトテスト
▼UXデザインにおけるコンセプトテストの基本的理解
良いリサーチを評価するためには、
良いアイデア発想が必要。
▼コンセプトテストで検証するイメージ
コンセプト・アイデア・顧客仮説・課題仮説・ソリューション仮説の芯をついた
提案になっているか
偉い人はアイデアしか見ない。
→コンセプトテストができてないとだめ
▼サービスにおけるコンセプトテストの実施上の問題
▼LPを思い浮かべる
抽象的なものから具体的なものまで。
▼1.5 評定尺度の設定:回答フォームの例
■コンセプトテスト
森さんが丸山くんにテスト
Q1 この機能・サービスが大体どのようなものかイメージできる 4
Q2 「みんなの想い」に書かれた3つの悩みは、自分も感じる/共感できる 3.5
Q3 この機能・サービスの具体的な実現方法を、もっと詳しく聞きたい 4.5
Q4 この機能・サービスは、一度は試しに使ってみたい 5
Q5 この機能・サービスのアイデアを好き嫌いで言えば好きなほうだ 4.
・丸山くん感想
通知があまりに来ると辛い
良いタイミングで来てくれると心地よい
(外出先。家で来ると微妙)
通知は設定で切れる
通知は来ても気にしない
広告がない
変なオススメがこない
■コンセプトテスト2回目
コウゴさん女子
Q1 この機能・サービスが大体どのようなものかイメージできる 4.5
Q2 「みんなの想い」に書かれた3つの悩みは、自分も感じる/共感できる 5
Q3 この機能・サービスの具体的な実現方法を、もっと詳しく聞きたい 5
Q4 この機能・サービスは、一度は試しに使ってみたい 2.5
Q5 この機能・サービスのアイデアを好き嫌いで言えば好きなほうだ 3
・コウゴさん感想
シーン別とか調べたらありそうな感じ。
カメラマンさんのアカウントに飛べる方がいい。
時間の検索はどうすればいいのかわからない。
推し活で遠出もする
コンセプトテスト学生で2回したけど、
実際はどうすんだろ
丸山くんが特異すぎてテストになっているのか?
・振り返り
自分で情報を取りに行きたいユーザーの方が多数かも
■ユーザー調査/ユーザー評価
振り返り
11/15 オンライン質問会(ZOOM)
11/24グループ発表会
発表会はアクティングアウト
1チーム10分
丸山さんは19:30
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