デザインのコミュニケーションを磨き込む〜オーナーシップを維持し、より高い成果につなげるために 2025年01月17日

セミナー時間がかぶっていたので、
無料から有料に変更し、
アーカイブ配信でみることにしました、
以下要約です。

自己紹介と背景

  • 大崎優さんは株式会社コンセントの取締役で、デザインストラテジスト・サービスデザイナーとして活動。

  • 美術大学を卒業後、グラフィックデザインやサービスデザインの分野でキャリアを積み、現在は企業のデザイン活用や組織開発支援を行う。

講演テーマ

  • デザイナーのコミュニケーション能力を磨く

    • 対等な関係を構築し、創造性を発揮する。

    • 自発的な提案や行動を通じて組織を活性化。

    • 生産的な議論を通じて成果を追求。

デザイナーに求められる役割の変化

  1. テクノロジーの進化

    • 顧客体験の連携や一貫性が重要視され、デザイナーに新たな期待が生まれる。

  2. イノベーション創出

    • デザイン志向が新しい価値創造の鍵となり、潜在ニーズを掘り起こす力が求められる。

  3. 職種の流動性

    • 分業型から越境的な役割へ。課題に応じた柔軟な対応が必要。

  4. デザインの内製化

    • 組織内でのデザイン能力の向上やプロジェクトへの主体的な参加が重要。

良いコミュニケーションの特徴

  1. 対等性

    • 相互理解と情報共有を重視。

    • 初期ヒアリングだけでなく、議論を通じて課題解決を模索。

  2. 自発性

    • 自分から課題を発見し、提案を行う姿勢。

    • 事業や市場の課題を理解し、それに対するデザインの役割を提示。

  3. 生産性

    • 成果を明確にし、目的に沿った議論を展開。

課題の共有と対策

  • ヒアリングの代わりにディスカッションを行い、仮説を共有。

  • 初期対応では相手の事業や状況をリサーチし、最適なソリューションを模索。

  • 交渉や意思決定においては「アサーティブコミュニケーション」を活用し、相互利益を追求。


所感

この講演では、デザイナーがただの「作る人」ではなく、組織の中で本質的な価値を生み出す存在として活躍するために、どんなコミュニケーション能力が求められるのか、そしてそれをどう磨いていくべきかということをおっしゃっておりました。デザインを取り巻く環境の変化や期待の高まりの中で、単に指示を受けて動くのではなく、自分から提案し、議論をリードしていく姿勢の重要性が必要とのことでしたが、結構むずかしいですよね。
デザイナーなのにデザインわからないクライアントとかにお伺いたてるとかすごく共感しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました