5月19日に、ネイバージャパンにて開催された、
「Information Architecture Association Japan」にて開催された、
「IA Cocktail Hour | IA Summit 2010 Rudux Tokyo」に参加してまいりました、
世界中から500名以上のUX / IA 関係者を集めた「IAサミット」。
日本からは、「株式会社コンセント」の長谷川敦士さんと「三菱電機株式会社」の粕谷俊彦さんの2名が参加されました、
本イベントは、そのIAサミットの内容の報告会です。
IAサミットについて。
IAサミットは、今年で11回目を数えるIAに関してのカンファレンスで、2日にわたるワークショップ(1日/半日のワークショップが11本開催)のあと、3日間で70本近いセッションが行われます。
各セッションは約45分のコンパクトなもので、実践的な事例から、新しい理論まで幅広く取り扱われています。IA Summit 2010 Schedule
http://2010.iasummit.org/pages/scheduleサミットは、ASIS&T(全米情報科学技術学会)が主催し、内容の企画や運営は、世界的なIAに関する団体であるIA Institute(IAI)が行っています。IA Instituteでは、IAについての教育や活動支援などを行っています。
場所は大崎とのことなので、
会社のある渋谷からはそんなに遠くはないのですが、
余裕をもって行ったところ、
余裕がありすぎたので、モスバーガーで軽く腹ごしらえを・・・・
その後受付を済ませ、
23階まで・・・
会場は普段はネイバーさんのリラックススペースとなっており、
3人掛けの机がならんでおり、
どこに座っていいのやら・・・・なんか落ち着かないwww・・・・
とりあえず端っこに座って、
開演を待ちます。
本当はネイバーさんで有名な壁に埋め込まれている忍者とかを、
もっと撮影とかしたかったんですが、
業務スペースに近いので、
おとなしくしました。
粕谷さんからは、
参加の概要。
長谷川さんからは、
サミットの詳細な内容のお話がありました、特に気になったものを2点ピックアップしておきます。
■Day 1 : Keynote Dan Roam
Dan Roam氏は複雑な問題を「視覚思考」=「図」にて解決する手法で、
MicrosoftやWallMartや米国上院議員会に指南をしている方です。
米国医療改革をテーマにしたプレゼンテーションにて、
「世界ベスト・プレゼンテーション・コンテスト」のグランプリに選ばれています。
たしかに、
ディレクター職になると、いきなりパワポを開いて、
ずっとにらめっこしているというケースも多々あるので、
図に書いてみることは大切ですね、
デザイナーやIA思考がたかいディレクターだと、
まずは紙とペンで書くことから始めることもありますが。
それにしても、
Dan Roam氏は絵がかわいい・・・
それがまたプレゼンの味にもなっています。
■Healthcare Napkins All
http://www.slideshare.net/danroam/healthcare-napkins-all
■参考書籍
■Bodystorming Dennis Schleicher
Dennis Schleicher氏の発表は、
「ブレインストーミング + アクティングアウト」を組み合わせた手法です。
・ 2人一組をつくる。
・ テーマに対して1分間考える
・ アクティングアウト(※)でコンセプトを表現
・ 2組を組み合わせる
・ 組み合わせたアイデアでアクティングアウト
※アクティングアウト
→寸劇のような形で演じることにより、観客からの反応を知覚し、自らの気づきや振りかえりに生かす手法。
ちょっとした企画をパッと出さないといけないときに、
使えそうですね・・・
■まとめ
弊社でもほぼそうですが、
IAワーク(※弊社ではIA職がないため、ディレクター担当です。)は、
五感をフルに使って実施するものだと強く感じています、
情報デザインや情報設計を勉強している学生さんやIAの方々は、
むしろ、五感を使ったデザインのが普通かもしれませんが、
弊社ではいまだに、一人でパワーポイントに向かってワイヤーフレームを作ったりするのが
普通なので・・・・
こういった手法をどうやって取り入れていけばいいのかが、
今後の課題でしょうか。
■リンク
IAAJ http://iaaj.org/
■参考資料
・「IA Summit 2010 Redux in Tokyo」
http://www.slideshare.net/atsushi/ia-summit-2010-redux-in-tokyo
・「IA Summit 2010」slideshare (英文資料)
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