横浜デジタルアーツ専門学校 特別授業 2012年12月04日(火)

昨年の12月に2週に渡って、
デジタルアーツ専門学校で、
ユーザー調査技法の1つである、

KA法のワークショップを行ってきました。

1コマ50分の授業を3コマ、
実質は5時間のワークショップとなるので、
KA法のワークショップをフルに行うのはちょっと時間が足りない、
ということもあったのですが、
KA法の成果物だけだとワークショップの成果が見えにくいので、
実際にサービスのアイデアまで具体化してもらうことにしました。

理想であればユーザーインタビューや観察も取り入れたい所ですが、
時間が限られているため、宿題としてフォトエッセイを作ってきてもらいました、
(宿題だしてゴメンナサイ。)

テーマの指定などはなかったのですが、
授業で、仮想の大学サイトを作っていると聞いていたので、
少しはヒントになるのではないかと、
「進学の際に出来なかったこと」についてフォトエッセイを作ってもらい、
それをテーマとすることにしました。

▼12月04日(火)授業スケジュール
 1限 12:40-13:30  講義(30分) + チームづくり(20分)
 2限 13:40-14:30  フォトエッセイ共有(20分)+ KAカード作成(30分)
 3限 14:40-15:30  KAカード作成(50分)

ワークショップ

■1時間目
 とりあえずさくっとUXDとKA法について50分ほど講義。

■2時間目
 いつも組んでいるメンバーとはなるべく違う人とグループを組んでもらいます、
 ワークショップに入る前に、事前準備として、ニックネームをつけてもらい、
 この講座の間は僕を先生と呼ぶのを禁止にしました、
 (とはいっても普段授業を受けている先生より年上の僕を、
  ニックネームで呼ぶというのは抵抗感があったようですw)

自己紹介を簡単にしてもらいつつ、
 作ってきてもらったフォトエッセイをチーム内で発表してもらいます、
 
 フォトエッセイはユーザーインタビューの手助けもしてくれるので、
 なるべくここで無駄話をして欲しいのですが、
 あまり盛り上がりすぎても時間がないので、
 切りの良い所で進めてもらいます。

 ここではあえてインタビューという言葉は使わないで、
 「雑談タイム」って言うふうに言っていますが、
 ちょっと「くだけ過ぎ」な気もするので、
 こんどからは「対話の時間」というふうに呼ぶようにします。

■3時間目(50分)
 自分の作ってきたフォトエッセイのデータを元に、
「KAカード」を作成してもらいます、
 KAカードは「出来事」「心の声」「価値」に分かれていて、
 簡易版 M-GTAとも言えます、
 短時間ではあるのですが、
 きちんとユーザーの分析が出来る訳です

大体のチームが予定より早くKAカードをKJ法でまとめ始めることが出来ました。

おつかれさまです・・・

 次週でもう少し細かくKJ法を行い、
 そこからアイデア発想を行います。

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