■宮本 実咲 | 株式会社グッドパッチ ReDesigner事業責任者(モデレータ)
エンジニア/クリエイターの転職支援を経験後、未経験にてデザイナーへと転職。2018年にGoodpatchに入社し、ReDesignerへジョイン。デザイナーのキャリアを作るキャリアデザイナーとして5年で約600名のデザイナーと面談をしデザイナーを採用したい企業のコンサルを両方経験。現在はReDesignerグループ全体のマネージャーとして事業・組織の運営に携わる。
■加納 俊平 | 株式会社グッドパッチ プロダクトマネージャー
新卒でヤフー株式会社(現LINEヤフー株式会社)に入社後、スポーツメディアサイトのWebデザインやアプリのUIデザインなどを担当。2020年にUXデザイナーとしてGoodpatchに入社。ユーザーリサーチや、LPのデザイン、開発ディレクションなど幅広く経験。現在はプロダクトマネージャーとしてユーザー観点と事業観点の両面からクライアント企業のプロダクトグロースを支援している。
■UXデザイナーこそPdMに挑戦しよう
▼プロダクトマネージャーは何をしている?
・プロダクトのビジョンを策定し、メンバーにプロダクトの存在意義をすめす
・ビジョンやユーザーの声、収益性のバランスを見ながら開発優先度を決める
・開発優先度に沿って短期・長期の両軸で今後のプロダクト計画を立てる
・これらのプロダクトに関する内容をドキュメントにまとめる
▼なぜつくるのか決める
・そもそもなぜプロダクトをつくるのか
・なぜこの会社でつくるのか
・なぜ今その機能をつくるのか
▼何をつくのか決める
・ビジョンに近づくために何を作るのか
・何をつくると競合にない独自価値になるか
・複数の選択肢の中から何を優先してつくるのか
▼UXデザインの知見を活かした事
・ペルソナを起点にしたワークショップでプロダクトビジョンを策定
・ユーザーの行動観察からインサイトを発掘しプロダクト戦略を策定
※意思決定すること
多くのステークホルダーが共創すること
が、UXデザイナーと比べて重要に
■新井 望 | 株式会社 Muture UIデザイナー/プロダクトマネージャー
新卒で金融機関に入社後、デジタルハリウッドへ通い実務未経験でUIデザイナーへ転職。2018年から事業会社にてWebサービス・アプリのUIデザインなどを担当。2023年にMutureへ入社し、現在はUIデザイナー兼プロダクトマネージャーとしてクライアントの伴走支援を行う。
■PdMを始めたUIデザイナー
▼丸井グループDX支援
▼直近の支援事業
・ライフスタイルアプリ OMEMIE
▼デザイナー→PdMへの転換
☆デザインとプロダクトマネジメント
・デザイン領域との共通項が多く、スキルを活用できる
・とくに相性の良いデザインの力
・可視化しわかりやすく伝える力
・物事を構造化して整理する力
・理想を思い描き追及する力
▼特長の活用×不足するスキルを補う
▼いける(去年末)
▼いけない(今年4月)
その1「プロダクトマネージャー」という肩書にとらわれ
その2 不確実性に弱く、短期でものを考えてしまう。
その3「伴走型支援」という言葉へのとらわれ
▼課題に対する施策
・シニアとの1on1で伴走の伴走をしてもらう
・社内PdMコミュニティの活用
・知識のストック わかった気にならない
▼結論
・新しい挑戦は輝かしいだけではない
それでもやる意味はある
■佐藤 忠輔 | 株式会社 Muture UXデザイナー/プロダクトマネージャー
学生時代からUXデザインを学び、主にクライアントと共にWebサイトのリニューアルから、新規事業の立ち上げ、仮説検証などを支援。デザイナー組織や部門の採用広報としてメディアの運用や、採用活動なども担当。2022年にMutureの1号社員として入社。現在はMuture内の採用を担当しながら、丸井グループのDXを推進するためにUXデザイナー兼プロダクトマネージャーとして伴走支援を行う。
▼OMEMIE
PdMは4月から。
▼PdMとしてやっていること
▼話すこと:キャリアをどう考えたのか、変えるにはどうするか
▼なぜPdMになろうと思ったのか
・別のPJでUXデザイナーやっているけど、
もっとプロダクトのことできるようになりたいなぁ~
PdMってありじゃね?
▼スポットライトを当ててみる
・自分の2つの「役割」にスポットライトを当てる:外的役割
→UXデザイナーです
・自分の2つの「役割」にスポットライトを当てる:内的役割
→モメンタム担当です!
▼まとめ
組織におけるあなたの「外的役割」と「内的役割」
というスポットライトを見つめてみる
■パネルディスカッション
▼そもそもなんで、PdMにチャレンジしようと思ったの?
・加納さん
グッドパッチの社長の土屋さんがそのクライアントワークの案件が終わったら、その案件のクライアント先にインタビューをしてくれるっていう機会があるんですよ。そのとき土屋さんからも当時UXデザイナーで入っていたんですけど、何かUXデザイナーがプロダクトマネジメントできるようになってほしいだよねみたいな感じのことを言われたってのが本当の最初のきっかけです。UXリサーチみたいな方向にガンガン進むっていう何か一つを突き詰めるよりかは、ちょっと俯瞰的にプロダクト全体を見て、プロダクトの成長にコミットしていきたいみたいな思いがちょっと強かったっていうのでPdM側に行きたいなっていうのが強かった。
・佐藤さん
僕もクライアントワーク長かったので結局なんかプロダクトマネージャーじゃないけどプロジェクトマネージャー的な動きを結構をすることが今まで結構多かったかなと思ってます前職前前職とかで言ってもそのUXデザイン領域とかデザイン領域の中のマネジメントみたいなことをやっていたっていうとこなんですけど結局なんか種としては昔から何か少しずつやっていたのかなと思って今回そのMutureにパス組織番三するっていう中で自分の役割って結局今までやってきたことの広がり今まであったものでしたし、これからなんかMutureでやっていく中で結局何かいろいろやっていくと別にPdMって名乗るなくてもよかったんですけどなんか結果的にはなんだ。
習うことによって自分のキャリアをその成長度合いとして広げたいっていう今、PdM名乗ったっていう感じかなと思いますなんか結局はその役割なんて何でもいいとくると思うんですけどなんかそこの自分のなんでしょう。覚悟じゃないですけど、その自分のその身を別の場所に身を置くという意味でも結構PdMになるだろうとっていうのが結構大きくかもしれないすね
・新井さん
そうですね私は正直あんまりキャリアの事とか考えておらずでしてプロダクトデザインに関わる中で結構全体をわかりたいみたいな、好奇心というか欲みたいなものがあって、何かそのわからない領域が何となくあることがちょっと気持ち悪いみたいななんか本当に価値があるデザインをしてプロもの作りをプロジェクトなんかグロスさせていきたいみたいのを踏まえると、やっぱり何か全体を捉えられる。価値を提供するためにっていうのを突き詰められるプロダクトマネジメントっていう領域がなんかちょうどフィットしたなっていう感じだった
▼デザイナーとPdMでは、どんな思考の違いがあるの?
・佐藤さん
何か基本的にはそのデザイナーとPdMって同じアウトカムを目指してると思ってますこのなんか目標というかユーザーのためそして事業のためというところそこは何か視点は一緒かなとは思うんですけどその加納さんがおっしゃっていただいです意思決定しなきゃいけないし決定するためにはどういう情報が必要なんだっけっていうものとか、あとその結構数字に向き合うっていうとこまでよくあるそのPdMって数字に向き合うんでしょみたいな話あったりとか、何かそこは結構大きいかなと思いますね、1個1個なんでこの事業って、こういう数字があるんだっけなんで事業で成り立ってんだっけそもそもこの成り立ってるきっかけって何からこれが成り立ってるんだっけそもそもこれって何でやりたいんだっけっていうそれってこれをやったらどんな効果があるんだっけみたいなところを結構考えながら
やってるのでなんちゃら思考っていうと何かいうことできないんですけど、なんかそこの違いはすごく大きいですねより何かビジネスのところもユーザーのことをすごくフォーカスしながらすごくビジネスのところもあのめちゃくちゃ入っていく皆さん多分そんなの当たり前だろうと思うかもしれない。
▼デザイナーからPdMになって足りていないなと思ったスキルは何ですか?
・新井さん
ビジネスドメインのスキル、知識
・加納さん
僕も同じくやっぱビジネスのところは難しい。なんか苦戦してるところでもあるなって思いつつ、結構あれってそのトライアングルでよく語られたりすると、何かそこと別にやっぱりプロダクトチームを率いる役割みたいな、何かそういったところもあるなっていうふうに感じていてなんかそうなると結構そのソフトスキル的なそうですねリーダーシップ的なところが求められてくるなと思って何かデザイナーですこんなチームを率いていく経験って、そんなに多くないと思うんですけどネゴシエーションとか社内営業的なことだったりとか、なんか誰かにちょっとお願いする力とか、何かそういったところが何か見えにくいんですけどすごい苦労するし、うん、なんかちょっと難易度が高く感じてる部分だなと思います。
・佐藤さん
そうですね結構でも加納さんと似てるかなと思います信頼関係を勝ち取るというとちょっとあれですけどちゃんと得るためにコミュニケーションをとって、ドメイン知識をつけこいつわかってるじゃんっていうやつとかですね結構丸井グループという会社の特性もあったりするので中に入っていくときやはりそのPdMというロールがいないだったりとか、何かそのときのPdMってそもそもなんぞやみたいな話もそうですし何をしてくれるのこの人はっていうとこもあるますし伴走支援っていうと、その何でも何かやってくれるわけじゃなくてそのチームを育てる場の丸井グループの中で自走できるようにするみたいな扱い何か純粋なPMでもないので何かそこのときの何か自分たちの立ち位置って何だろうみたいな考えながらも、でも結局のところ上手いことプロダクトをいいものを作るために事業をするために一緒にやっていかないといけない部分はあるので結構その最初にドメイン知識をつける、そしてそこに何かコミュニケーションとしてめっちゃ入って飲みなんか単純な話ですけどなんか飲みに行くとか何かそういうのもありますし1on1とかで、その事業責任者単位とかでお話してみて本みんな全体会議の前でこう言ってるけど、本音はどうしてるんですかみたいな話あってとかどういうふうに実は考えてるんすか。ミッション言ってますけど、そこって何ですかそれって言ってるので誰に聞けばいいですかねそっから別の人はまた1on1氏に行くとか、何かそういうところで何だろう、事業構造の理解とドメイン知識の理解もしながらも、その人とコミュニケーション繋いで最初伝えていく中でそのより深めて構造だったりとか事業理解を進めていくっていうことを結構最初はしてるかなと思います
・新井さん
私もそうですね1on1とかは毎週その丸井のメンバーのかたとやらせていただいたりしていて、何かその同じ事象が起きてトレイをみんな同じチームで見ていてもちょっとちょっと捉え方が違かったりとか何かその人独自の何か観点とか持ちそれをなんかあの理解して何か私ももちろんお伝えしてとかで結構話す時間結構もう、話になっては来ちゃうんですけど、何かそのコミュニケーションしたりディスカッションなんかする時間の積み重ねで、なんかもう本当に1日でどうにかなるものでもないので初速も大事だし継続も結構大事かなと思っていて、何かその辺ずっと長く続けていくっていうのが重要なのかなと思ったりしております。
▼別の質問をちょっと私から用意させてほしいなと思っているんですけど、さっきのその判断するってぶっちゃけめっちゃ難しくないみたいな話これ皆さんどうやって乗り越えてんのみたいなことがあったらナレッジ聞かせてほしいなと思うんですけどいかがですか。
・新井さん
難しいですよね正直今ぶち当たり壁シリーズの一つでそれを決めなきゃいけないけど、そのこうしましょうって主導して決めたそれが本当にいいのかってすごい不安になったりするんですね。うんなんで何かそうだな思ってき方としてはなんか結構何か業界の知識だったりとかプロダクトの知識ってクライアント先の方の方が詳しかったりっていうのがあるので、何かその方に何か根拠を集める何か手伝いを本当に依頼して、何かそれをもって何かその人と一緒に考えながら最終的にこう思うって仮説は何か自分で考えるみたいなちょっともう、要は考える過程でいろんな人に助けてもらうみたいので何か何とか正直今はやってそれでもまだ決めきれてないなって感じることが多いのでちょっとぜひちゅうさんとか狩野さんに伺いたいなと思いました。
・加納さん
僕もなんかやっぱそこの占める部分の何だろう、苦しさというか、なんだ、不安感みたいなめっちゃあるなって思う。ていて、何か決めるっていうのも、これで6ではないっていうところは結構大事かなって思っていてあくまでその仮説を立てるっていう段階で決めるっていうふうにするとなんか少し不安感みたいのは若干紛れるのかなと。
・佐藤さん
だいぶ皆さんがおっしゃってくれているので、その通りだなと思いながらお伺いしたんですけどでも僕もなんかこうやっていきましょうやりましょうっていうのって自身はないけども、でもやらないと進まないって皆さん事例もあるんですよね。当然これをやんないとなかなかそのチームの状態だったりするとなんか、ずっとその仮説コネコネしてるとか、その何かアイディアコネコネしているとかなんかいいよねって言ってるけど具体的にいつから何やるのみたいなところやってしまうみたいな。僕らは当然あるし、何かそういうときにこうやってイケボ進め方でこういうふうに作ってこうやっていきましょうみたいなところって考えて提案してまずそれを多分進めなきゃいけないときがあるかなと思っていてそれもなんかあのちょっと博打を打つわけじゃないすけど何となく角度が高そうだなって何となくその仮設じゃないですけど、可能性がありそうだなみたいなもの出してその通り進めた上での失敗したらどこ失敗というか何かうまくいきそうじゃなかったなと思ったらどこでどうチューニングして、そのそれをかあの検証して、ちゃんと振り返って学びいわゆるアジャイルってやつですねなんかそれをどうやっていくかっていうところの方が、大事かっていうとそれを何か皆さんと合意するのか、自分の中で思ってるのかまたそれはまだ、ちゃんと僕の中でもないですけど例えばここまでやって、1回ここでスプリント回して駄目だったら1ヶ月後でやり方が大いにチューニングしましょうみたいなところを徹底して一緒に決定すると、多分もうちょっとその意思決定とこを進みやすくするリスクヘッジするじゃないですけどなんか別に競馬で全部ベッドするとかじゃないんでこういうもの多分そこのちゃんと振り返り方をちゃんとやってく学び方をやっていくってこう大事なのかなというふうにちょっと思いました。
▼PdMになることで、デザイナーの仕事(どちらかというとUIデザイナーの職域)の割合が減るのかと思うのですが、その折り合いはどうしていますか?完全にPdMに成り切りますか?(Figmaでデザインするなど作業的な仕事)
新井さん
正直ここ難しいなと思うのですが、手を動かすという観点以外でプロダクトに向き合う時間を増やし、物作りの実感を得るという折り合いの付け方はあるなと思いました。あとは業務の中で何かしらのアウトプットを作る(例えば優先度を判断する上でのマッピングや、論点整理のためのビジュアライズ)などはやってます!
▼まとめ
・加納さん
やっぱり改めてデザイナー出身のプロダクトマネージャー増えるといいなっていうふうに感じてました。なんで僕はまだPDM1年弱とかなんすけど、なんか一緒にプロジェクトマネジメント頑張っていきましょう。
・新井さん
私もちょっと正直苦戦中で赤裸々に話させていただいた感じなんですが仲間が増えると本当に心強いなと思うので一緒にみんなで頑張っていきたいなと思います。なんか業務の中でアウトプットを作り続けてみるみたいなところでもちょっとデザイン発揮できるかなとFigmaでそれは私も使ってたりするので何かぜひ参考になれば幸いですありがとうございました。
・佐藤さん
UXデザインがあって結構僕結構器用貧乏なところが多いなと思っていて、なんかあの、なんかいろいろやるしいろいろ機種決定に昔ならビジネスの方に関わるサービス財団的な人もいるしなんか結構なんか役割として内的役割がすごい広い人たちと思うんですよねそのときに僕らっていうとゆ財団とかUXに関わる人デザイナーっていう人たちは何かみんなそのどこにフォーカスしていくかっていうところがどっかで決定しなきゃいけないってときに、そのその自分の役割というものをPdM、だったりそういったところに何かフォーカスすることでより何かそのキャリアの広がり方って、そっからまたそのデザイナーという領域の強さを高めていくみたいなことができると思うので皆さん2人がおっしゃってくれたようにそのデザイナーというからPdMになる仲間としてPdM出身デザイナーとしてやってあのさらに強くデザイナーの領域を広げていく仲間みたいな、そういった人たちができていくそういったキャリアの選択肢ができるといいなふうに実いうふうにすごく思いました皆さん一緒にやっていきましょうというところです。
コメント