山梨大ADP 人間中心デザイン入門1 2024年10月18日

17:05のつくばエクスプレスで東京まで。
秋葉原のファミマで夕食を買って、
有楽町の国際フォーラムのベンチで夕食。

徒歩でNTTデータまで。

18:15に到着。

■講義

■郷先生の自己紹介
 UI/UXのデザイン
 デザイン手法
 実践的プロジェクト
  ・地デジの放送局
  ・スマホゲームの開発

■はじめに
 UIがとても重要
 郷先生はアレクサ派
 Siriを使っているのは2名のみ(アラーム設定)
 
【UIの意義】機能そのもの良し悪しだけでなく,
  製品の存在⾃体も左右する
 

■課題:考えてみましょう。

Siri
Siriなら、あなたの声だけで簡単に電話をかけたり、メッセージを送ったり、アプリを使ったり、様々なタスクをこなしたりできます。もちろん、プライバシー機能はどのインテリジェントアシスタントより強固です。

CMにない状況も挙げてみよう!
 ・パーソナルな空間だと使いやすいかも
 ・両手が使えない

Siriが使える(効果あり)
Siriが使えない(効果なし)
 ・社会的に声が出せない状況(電車)
 ・声のインターフェースが使えない状況(すでにスマホを持っている場合)

「音声認識機能」
 極めて高度な情報処理技術
 完全に普及しました。(Wikipedia 2023年に更新)

 身体的に不自由な方にとってはSIRI はすごい技術

 事例2:ユーザーにとってのコンピュータとは?

 https://www.youtube.com/watch?v=_nB7CCIOOzU&t=67s
 
 ・UIの重要性→わかった!
 ・本発表では UI/UXに関して議論する
 ・UI/UXに関する研究・実践の領域

■着眼点
 作り手の立場でのHCI
 実現の系統的なプロセス(⼿順と⼿法)=人間中心設計
 

■Human-Computer Interaction
 HumanとComputerとのやりとり
  =⼈間中⼼設計(Human-Centered Design, HCD)

1.何をつくるのか
 作る対象物は「目の前に
 ある1つのコンピュータ」ですむほど簡単ではない

 通信前提
  ・ネットワーク(メディア)

2.インタラクションの対象
 
3.インタラクションのスタイル
 CUIからGUIになったのに、
 GUIからCUIに戻っている(ChatGPT)
ディスプレイ、スピーカー、キーボード、マウス

事例;IOT時代のインタフェース
 室内の温度をコントロールするデバイス
 
 nest
 https://www.millersheating.com/thermostats/

2.誰のために作るのか
 ユーザーという一言では代表できない
 人間工学的な特徴
 多様性がある

4.人のインタフェース特性
 人間工学的な特徴
 多様性がある

5.人の認知特性
 記憶、学習、情報処理のモデル

3.「よくできた」という基準は何か
  使うことが目的ではない
  「したい」と思っていること
  ・できるか?
  ・効率よくできるか?

  →ユーザビリティ

【定義】ユーザビリティ(ISO 9241-11, JIS Z8521:2020)
  •特定のユーザが
  •特定の利⽤状況において
  •システム,製品またはサービスを利⽤する際に
  •効果,効率および満⾜を伴って
  •特定の⽬標を達成する度合い
 
★ワーク
フィッツの法則

※ヒック・ハイマンの法則

 
情報が障害をもたらす

盗みを働いた人間が逃走中に、
ガラスが見えなくなって激突してしまう

ひとは、みんな障害者
 
3.「よくできた」という基準は何か

利用状況

効果:やりたいことができるか
効率:やりたいことが効率よくできるか
満足度:やりたいことによって満たされたか

一番スタンダードな重要度は「効果」

4、どのようにして作るのか
つかえる・つかいやすい
  モノやコトを
  系統的に生み出す手段?

人間中心設計での着眼点
 
・デザイン解は、デザイナの着想に基づいて生み出される

 例:医者と患者の関係
   患者が「私は癌です.⼿術してください」と⾔ったら,
   医者は⼿術をするのか︖

HCIデザインのチャレンジ
 デザインすべき対象はそのモノが促す

★今⽇のお持ち帰り
・デザインは(やっぱり)難しい
  ・ユーザには多様性がある
  ・状況に依存している
  ・使ってくれないと意味がない

 ・ユーザビリティの定義も万全ではない

 ・⼈間中⼼設計は,対象の理解+デザインと評価の反復
  ・いかにデザイナが的確な着想を得られるか
  ・早い段階から実際のユーザを巻き込んで評価できるか

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