自分用 Stable Diffusion WebUIのセットアップマニュアル 2025年01月20日

ローカルで動く画像生成AIである、Stable Diffusion WebUIのインストールに戸惑ったので、自分用にマニュアル化しました。
なお起動にはGeForce RTXシリーズ(例: RTX 3060, 3070, 3080, 4090など)が推奨されておりますので、買ってね。


1. 必要なソフトウェアをインストール

1.1 Pythonのインストール

  1. Python公式サイト にアクセスします。

  2. メニューから「Downloads」をクリックし、表示されたページで「Download Python 3.10.x」(最新の3.10.xバージョン)をクリックしてインストーラーをダウンロードします。

  3. ダウンロードしたインストーラーを実行し、次の点に注意してインストールします:

    • 「Add Python to PATH」にチェックを入れる

    • 「Customize installation」を選択し、「pip」のインストールが含まれていることを確認。

確認

インストール後、コマンドプロンプトを開き、次のコマンドでPythonが正しくインストールされたか確認します:

python --version

1.2 Gitのインストール

  1. Git公式サイト にアクセスします。

  2. ホームページの「Download」ボタンをクリックし、OSに適したインストーラーをダウンロードします。

    • Windowsユーザーはこちら(自動でWindows版が選択されます)。

  3. ダウンロードしたインストーラーを実行し、指示に従ってインストールします。

    • オプションはデフォルトのままで問題ありません。

確認

インストール後、コマンドプロンプトを開き、次のコマンドでGitが正しくインストールされたか確認します:

git --version

2. WebUIのセットアップ

2.1 リポジトリのクローン

コマンドプロンプトを開き、Stable Diffusion WebUIをインストールするディレクトリに移動して以下を実行します:

git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git

2.2 モデルファイルを準備

Stable Diffusion WebUIを動作させるには、学習済みモデルファイルが必要です。以下の手順で準備してください。

手順

  1. 必要なモデルファイル(例: .ckpt や .safetensors)を以下のディレクトリに配置します:

    1. stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/

  2. モデルファイルの入手先:

  3. ファイルの拡張子は .ckpt または .safetensors である必要があります。


3. 必要なパッケージをインストール

3.1 依存パッケージをインストール

コマンドプロンプトで以下を実行し、必要なパッケージをインストールします:

pip install -r requirements.txt

4. WebUIを起動

4.1 WebUIの起動

以下のコマンドを実行してWebUIを起動します:

python launch.py

起動後、ターミナルに表示されるURL(例: http://127.0.0.1:7860/)をブラウザで開きます。


トラブルシューティング

エラー: "RuntimeError: Not enough memory"
 → python launch.py --lowvram 
を試してください。
  • エラー: “xformersが必要”
    → 以下を実行して xformers をインストールします:

pip install xformers -f https://download.pytorch.org/whl/cu121

以上で、Stable Diffusion WebUIをローカル環境で動作させる準備が完了します。さらに不明な点があればChatGPTさんに聞いてみてください! 😊

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