
ローカルで動く画像生成AIである、Stable Diffusion WebUIのインストールに戸惑ったので、自分用にマニュアル化しました。
なお起動にはGeForce RTXシリーズ(例: RTX 3060, 3070, 3080, 4090など)が推奨されておりますので、買ってね。
1. 必要なソフトウェアをインストール
1.1 Pythonのインストール
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Python公式サイト にアクセスします。
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メニューから「Downloads」をクリックし、表示されたページで「Download Python 3.10.x」(最新の3.10.xバージョン)をクリックしてインストーラーをダウンロードします。
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直接リンクはこちら(バージョン3.10.11の例)
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ダウンロードしたインストーラーを実行し、次の点に注意してインストールします:
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「Add Python to PATH」にチェックを入れる。
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「Customize installation」を選択し、「pip」のインストールが含まれていることを確認。
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確認
インストール後、コマンドプロンプトを開き、次のコマンドでPythonが正しくインストールされたか確認します:
python --version
1.2 Gitのインストール
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Git公式サイト にアクセスします。
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ホームページの「Download」ボタンをクリックし、OSに適したインストーラーをダウンロードします。
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Windowsユーザーはこちら(自動でWindows版が選択されます)。
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ダウンロードしたインストーラーを実行し、指示に従ってインストールします。
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オプションはデフォルトのままで問題ありません。
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確認
インストール後、コマンドプロンプトを開き、次のコマンドでGitが正しくインストールされたか確認します:
git --version
2. WebUIのセットアップ
2.1 リポジトリのクローン
コマンドプロンプトを開き、Stable Diffusion WebUIをインストールするディレクトリに移動して以下を実行します:
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
2.2 モデルファイルを準備
Stable Diffusion WebUIを動作させるには、学習済みモデルファイルが必要です。以下の手順で準備してください。
手順
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必要なモデルファイル(例: .ckpt や .safetensors)を以下のディレクトリに配置します:
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stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/
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モデルファイルの入手先:
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Hugging Face(英語版モデル多数)
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代表的な日本人モデルファイルは以下からダウンロードできます:
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ファイルの拡張子は .ckpt または .safetensors である必要があります。
3. 必要なパッケージをインストール
3.1 依存パッケージをインストール
コマンドプロンプトで以下を実行し、必要なパッケージをインストールします:
pip install -r requirements.txt
4. WebUIを起動
4.1 WebUIの起動
以下のコマンドを実行してWebUIを起動します:
python launch.py
起動後、ターミナルに表示されるURL(例: http://127.0.0.1:7860/)をブラウザで開きます。
トラブルシューティング
エラー: "RuntimeError: Not enough memory"
→ python launch.py --lowvram
を試してください。
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エラー: “xformersが必要”
→ 以下を実行して xformers をインストールします:
pip install xformers -f https://download.pytorch.org/whl/cu121
以上で、Stable Diffusion WebUIをローカル環境で動作させる準備が完了します。さらに不明な点があればChatGPTさんに聞いてみてください! 😊


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