研究中の「本質的価値抽出法(KA法)」のワークショップを、
青山学院大学 履修証明プログラム「ワークショップデザイナー育成講座」の
同期の会社で行ってきました
僕がKA法をワークショップに取り入れているのは、
別に考案した千葉工業大学の安藤先生が好きだからではなくw
ユーザーの体験を考慮したデザインを行う為には、
一番重要なことだと考えているからです。
(あえてUXという言葉は使わない方向で・・・)
■YRP野比到着
初めて来ましたYRP野比です、
そんな駅名があること自体しりませんでした・・・
本当は日帰りではなく、
三崎港とかに泊まろうかとも考えましたが、
貧乏人なので、この日は日帰りワークショップにしました。
同期のとめちゃんと待ち合わせて、
お昼ご飯を食べる。
ワークショップ
ここが今日のワークショップの会場
ほとんど家のリビングです、
ここで暮らせますw
まずはアイスブレイクからスタート、
さすがワークショップデザイナーです。
(自分がワークショップデザイナーだということを忘れてました・・・)
フォトエッセイを使ってインタビュー
KAカードをKJ法にて分類
※普通の紙なので、模造紙に貼ると移動が難しく、
最初はグルーピングを床で行ってます。
KAマップ完成
アンメットニーズ評価
今回は、KAマップのなかで、
未充足の価値(アンメットニーズ)にフォーカスしてもらうために、
最後にシールで投票を行ってみました。
振り返り
・ワークショップとしては成功
(ワークショップに正解も不正解もないということを前提にいれつつ)
ただし、研究としては失敗だったかなと思っています、
これはファシリテーション側である僕が原因だったと思っています。
(1)フォトエッセイからのインタビューで発散させすぎ
→ある程度の量のユーザー調査データは必要ですが、あまりにも多いと、
KJ法で苦労するのと、浅く広いデータになってしまうので、
KA法の利点を殺してしまった可能性がありました。
(欠席者が出たときのためにファシリテーターも、
フォトエッセイを準備してきたほうがいい)
(2)時間配分
→一番時間のかかるKAマップ作成の時間が短かかったかもしれません、
量が結構あったということもあるのですが・・・
時間は適切に区切るほうがいいと感じました。
(3)テーマ設定
→テーマが広く抽象度が高かったかもしれません、
難しいところなのですが、ある程度の制約は必要かもしれません。
(4)KA法単体でのワークショップ
→KA法で価値を抽出して終わりになってしまうので、
成果が見えにくく、参加者にもモヤモヤ感が残ってしまっている感じが、
アンケートから読み取れました。
今回は僕の惨敗ということでしたが、
アイデアの種のなりそうなものは出来ていたので、
ここからのアイデアの膨らませ方で、
具体的な商品のプロトタイプはつくれるのかなぁとも思います。
次の機会にリベンジしたいと思います。
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