■SDGC
・Service Design Global Conference 2023
・ボリュームが3倍
・日本人は30人くらい
■ICQE
・International Conference on Quantitative Ethnography 2023
・メルボルンで開催していた。
■SDGCアンバサダー活動レポート 相田航平さん
なぜ参加したのか?
・Global Conference 開催の裏側を見てみたい。
・国内外のサービスデザイン関係者と会話して、世界を広げたい。
・ソーシャルメディアでの発信を練習し、経験値を上げたい。
▼SDGCアンバサダーとは
・広報・集客を支援する活動
・世界各国のボランティアが終結
・週1回のオンラインミューティングでSDGCに向けて準備
・Miroを使って毎週ミューティング
▼活動のしかた
・毎週のChallengeがあり、各国のAmbassadorがそれぞれのローカルな活動を報告してゆく
・活動する中での疑問・相談があれば共有し、Superviserチームのアドバイスを活かす
▼活動参加のリワード
・オンラインチケットをもらえる
・SDN 1-year Membership
・SDN Academy 受講料割びき
▼SDN Japan Chapterでの活動
・カンファレンス直前、ベルリン渡航者・オンライン参加者の
プレカンファレンスを開催(9月26日)
・カンファレンス後の10月20日にも・・・
Post-conference meetupを実施
▼参加してみての気づきと学び
・We speak the same language.
・「私もやってみようかな?」と思ったら…
・飛び込もう!
・言語能力<<<<<<<<<<<<実践力!
■Service Design Global Conference 2023@Berlin
川岸亮平さん(株式会社コンセント サービスデザイナー)
矢作優也さん(株式会社コンセント サービスデザイナー)
・カンファレンスとワークショップから考えたことをお話しします。
▼ワークショップ
・川岸さんはメトリクスのワークショップに参加
・定量的、定性的な目標を定めることは
デザインプロジェクトでも大切であるが、
どのように決めるのかということについてはコツが必要
どのように決めていくのが良いのか、
ひとつのやり方をこのワークショップで体験しました。
・矢作さんはService Safari:Designing from a Child’s Rights Perspectiveに参加。
・十の原則にそってワークショップ
・実際のアウトプットの評価を子どもたちが行う。
・アレックス君(9歳)に節約させるのか。運動を促進するのか。
▼Conference
・We Have To Stop education designers as fixers.
→デザイナーはもっと謙虚になるべきではないか。
・CATALYST FOR CHANGE
・First,Do No Harm
・害を与えない
・何かを改善するためにインタビューしたとして、人を傷つけてまで行うべきなのか。
・害を与えないためにはどうしたらいいのか、害を与えてしまったあとに何をすべきか。
・Change these things simply takes time.
It’s really important to celebrate every little thing.
・公共サービスを変えるには時間がかかる。
・スプリントではない、ウルトラマラソンをするようなものだ。
・ゆっくり慎重に吟味し変えていく。
・People who use Gen AI are replacing people who don’t
・AIはデザイナーを置き換えないが、
AIを使わないデザイナーは使うデザイナーによって置き換わっていくだろう
・人間の共感・感性を大事にする
・Creating the conditions for service design is the work
・サービスデザインはときに何をデザインしているのかわからなくなってしまう。
・サービスデザインは10%のデザイン
・地道にやっていくことがサービスデザインの仕事である。
▼SDGC 2024はヘルシンキ
▼レポート
https://www.concentinc.jp/design_research/2023/10/sdgc2023/
■ICQE2023 参加報告
・大崎理乃 さん(信州大学 特任講師)
・QE?
・量的エスノグラフィーは、人や社会を対象として質的な分析を支えるために開発された、定性的分析と定量的分析を融合させたアプローチ。
QEでは、データを特定の文化の言説に関するエビデンスとみなし、
収集したエビデンスから文化を見いだすことを目指す
・量的エスノグラフィー
・定性的と定量的分析を融合させた方法
・質的な分析を量的な分析で支える方法
・データ全般を、特定の文化圏の言説に関する証拠と見なす
・この証拠から意味を見出し、その文化を理解することを目指す
▼QEツールの利用状況
・北米が多い
▼QEツール ENAを使った分析
・コーディングされた発話や記述のデータを用いて、コード間の関係を2次元上に可視化するネットワーク分析の一種
・ENAを使った分析の流れ
・記述や発話などデータの収集
・コーディング
・ENAによる可視化と解釈の検討 ※統計的検定も実施
・記述や発話など質的データの解釈
▼QEツール ENAを使った分析
▼ここまでの道のり&これから
・2024年1月 SDNJサービスデザインキャンプ
▼QE研究領域で議論されていること
・分析方法
・適用場面
・QEの教育方法
・オープンサイエンス
▼自己紹介
・大崎理乃 さん
・信州大学 特任講師
▼プログラム概要
・博士学生を対象とした勉強会
・ワークショップ、QEツールの使い方、考え方
・キーノート、ペーパー、セッション、カンファレンス、ディナー
・キーノート、ペーパー、セッション、ポスターセッション
・ペーパー、セッション、クロージング、博士学生を対象とした勉強会
▼国際会議の特徴
・2019年に第1回が開催
・まだ5回しか開催していない
・ネットワーキングに参加者も学会も力を入れている
▼自己紹介
・岩﨑綾乃 さん
・慶應義塾大学SFC研究所 所員
・普段はコンサルでサービスデザイナー
・ICQEに初参加
▼ビジネスの人間が国際学会に参加してみた気づき
・インサイトを出すために貪欲/夢中に研究する姿勢を知れる
QE自体をビジネスですぐ活かすのは少しチャレンジング
・興味は様々だが、共通して自身の研究に夢中
・9割超がアカデミア側
・十人十色な興味
・既存研究の発表の場でもあり、未来の研究のためのコミュニティ作りの場でもある
・QEへの興味のきっかけ
実務でユーザーインタビューの結果をまとめる際、分析者によるバイアスを課題に感じていた。
・How Might We…?
・定量的に考えるとバイアスもなくせるのでは?
▼基本的なQE分析の流れ
①定性データ取得
②コーディング
③ENA で可視化
④意味合い出し
▼ただし、サービスデザインに関連するセッションもあった
・考えかたとして質的データとビックデータを組み合わせることの大切さを説く
▼オーストラリアのエネルギー問題の未来予測を行う
・72世帯のかたにインタビュー
・質的なアプローチとしてアンケート実施
・未来の生活スタイルはこうなっているのではないか。
▼まとめ
・普段関われない研究者の方と交流し、考え方の違いや自分の興味探求への姿勢を学べた。
・ツールを使いこなすことに特化するよりも、定性・定量の行き来をすることで生み出せる価値創造を実務でも実践していきたいと思った。
▼QE研究領域で議論されていること
・分析方法
・適用場面
・QEの教育方法
・オープンサイエンス
■パネルトーク
・海外カンファレンス参加にあたってどんな準備をしておくと良い?
・ミートアップの中でトークの内容を翻訳して共有していた。
・論文とかレポートとか見てどうゆう話題や質問があるのかもっと準備しておいたほうがよかった。
・ネットワーキングがめちゃくちゃ多かったので、トークテーマを準備しておけばよかった。
・ネットワーキングでLinkedInで繋がろうとするかたが多い。
・LinkedInは必須
・アカデミックの分野ではLinkedIn必須ではなかった。
・そもそも論文に連絡先が書いてあるので。
・カンファレンス内のSNSツール
・セミナー・ワークショップ以外の交流について
・知り合いの知り合いに話しをさせてもらう。
・AIとデザイナーはどうなるのかね。という雑談
・普段の仕事とか会社のこととか。
・日本の方とセミナーを起点に経歴や仕事の話をした。
・単純に話そうよといわれたり、休憩時間でも一緒になってそっからランチいこうよとか。
・日本と海外のイベントカルチャーの違い
・日本と海外とわけるとBGMのチョイスが違う。
・レクリエーションへの慣れというか、なんかお互い知ってるよねみたいなところが、ちょっと違うかなという気がしていてこれと同じことを日本でやるんだったらどんな感じになるんだろうっていうのを想像つかなかったった。
・質問方法の違い、セッション中にもすぐに質問をオンラインで投げている。
・日本人のほうが発言のタイミングを見てる。
・海外の登壇者の資料がプレゼン。笑えるとこもあり、飽きずに参加できた。
・アーカイブが販売されている。
・参加している海外の人の積極性。
・焼き菓子や飲み物をたくさんあった。
・国際会議を日本でやるときもお昼は準備する
・スモールチャットが多い、知らない人隣の人と話している。
・アメリカ系のかたはエレベーターで会っても話す。
・日本の下町とおなじ
・共通の何かを見つけるのが上手いのでは。
▼告知
サービスデザインキャンプ 2024
初心者から実践者までみんなが楽しめるサービスデザインフェス!
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