「新規事業における顧客インサイトに迫るインタビュー手法」 2023年10月04日

起業の科学で有名な田所さんのセミナーがあったので、
参加してきました。
ちょっとだけブログに残します。

■浜岡さん自己紹介
・Uniiリサーチ→起業から2年くらい。
・利用企業は1500社
・1年間で4度のピボット

■新規事業を成功に導くインタビュー
・株式会社ユニコーンファーム 代表取締役CEO 田所雅之氏
・企業の科学を出版
・2000社のスタートアップ評価/メンタリング/アドバイス

学習にフォーカスする!

・学習にフォーカスしないスタートアップは失敗する
・学習にフォーカスしたスタートアップは
 7倍資金調達できる可能性が高い
・学習にフォーカスしたスタートアップは3.5倍早く成長できる
・プロダクトミーフィット
・学習しないスタートアップの行動パターンとは?
 ”自分が認識している課題は他の人にも同様に認識している課題である”
 とい思い込みを信じる

・こういうプロダクトがあったらいいよね
・MVPつくろう!
・何かやってるつもり症候群
・自分たちはスタートアップやっているぜ症候群
・本質的な価値を提供しているかどうか

遺産相続SAASソリューション
・インタビューの前に仮説を構築する
・ペルソナを最低でも3種類設定する。
・①主要な登場人物を洗い出す
  ・相続人
  ・被相続人
・②主要な登場人物の仮説を立てる
 エンパシーマップ
・③登場人物の現状プロセスを洗い出す
・④プロセスの中で”痛みのある課題”がどこにあるかの仮説を立てる
・⑤現状の課題に対する既存の代替案を洗い出す
・⑥現状の課題に対する既存の代替案の不全(不便、不満、不安)をカスタマーから直接聞き出す
・プロダクトセグメントフィット

エバンジェリストになるようなカスタマーを探そう
→知り合いに紹介してもらう
→Twitterの”高度な検索”を使い
 関連する単語で検索する
→Facebook Groupを作って、フォーラムで対話する
→Uniiリサーチのようなプラットフォームで探してみる
→関連するカンファレンスに参加する
→業界の人が知り合いにいたらランチをご馳走する

事例:治療院向けソリューション
①市場セグメントとバリューチェーン(プロセス)を因数分解する
②ニーズ(Pain)が強いセグメント/プロセスはどこかをプロットする
③市場サイズを明確にする
④カスタマーは現状はどのような代替ソリューションを活用しているか(強いられているか)?

良いインタビューをするポイント
・インタビュー相手がどういう人かを知る
・”インタビュー相手の弟子”になるという態度でインタビューに臨みインサイトを引き出す
・カスタマー(インタビュー相手)のボディーランゲージを観察する
・ファウンダー自らカスタマーインタビューを行う

マジックナンバー5
5人~10人のインタビューをおススメ。

■感想
田所さんから師匠と弟子モデルとかUXの期間とかのお話しがでるとは思いませんでした。
とても刺激のあるセミナーでした。
時間が足りなくてもったいなかったです。

■参考
https://kigyolog.com/interview.php?id=23

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