Tama Design High School講義プログラム「世界と教室を繋ぐ学びのデザイン」 2023年11月30日

講師:杉浦太一さん

▼自己紹介
1982年生まれ
筑波大学在学中にCINRAを起業
Inspire High代表取締役

▼教育の世界で今起きていること
・教育格差
・今の日本の置かれている状況
・高校生が大人をどう捉えているか
・文科省も改革した。
 学びに向かう力・人間性等
 知識・技能
 思考力・判断力・表現力
・先生はむちゃくちゃ忙しい。
・逆にチャンスも生まれてきている
 ・総合型選抜
 ・GIGAスクール
 ・探求学習
 ・ウェルビーイング
 ・AI/ChatGPT
・答えより問いだ。

▼問い、そもそも教育は何のために生まれてのか
・狩猟採取の時代には学校教育はない
・農耕時代→人が定住するようになったがまだ教育はない
・中国は学校教育の起源と言われている(政治家になってもらう)
・西洋の学習のヒエラルキーで高かったのが神学。
・産業革命→工場の機械を上手く扱うため
・300年たっても、大きくは変わってない

▼教育=社会が人間に対して行う投資
・例えばプログラミング教育も社会に投資効果が大きいから必要とされている前提がある。
この教育に競争性(=個人の経済的幸福という競争の動機)を持ち込み、社会を発展させてきた。
・ROI?
・本当にこのやり方は費用対効果が高いのか?
・モンスターインク→子どもの悲鳴を恐怖をエネルギーにしている。
が恐怖よりも笑わせた方がエネルギーが高いとなっている。
・これまでの教育が、そもそも社会全体は、人の
・人はこれまで、主体性やモチベーションの力を過小評価してきた。
主体性やモチベーションをドライバー
・TED Talks Simon Sinek
https://www.ted.com/talks/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action/transcript?language=ja&subtitle=ja

・コモディティ化してきてマーケティングの考え方が生まれた。
・いかに世の中的に市場にアプローチするべきか
・パーパス、ミッション経営
・WHYの部分に注目して商品を買う。

▼Inspire High
・自分のWHYを見つけるために、ガイドからインスピレーションをえて、
 同世代と考えを交換しあう

・これまでとこれから
 →これから Sociery5.0
・学びにヒエラルキーが生まれちゃうのはどうなの?

▼Inspire High
・1人ひとりのウェルビーイングと世界平和の実現
・世界中の10代をインスパイアする

▼Inspire Highの学びの目的
 ①自己とのつながり
 ②他者とのつながり
 ③社会とのつながり

・世界とつながる体験を、誰でも、教室から。
・授業時間内で完結できるプログラム構成
 4つのステップ、50分で終了する

▼インスパアハイのラーニングサークル

▼10代の変化
 不登校の生徒がインスパアハイがある日だけ登校してきた。

▼Visual Design
・10代から受けいられる教科書を作りたい
・3つのキーエッセンス
・Various:多様さ
・Humanity:人間的
・Real:リアル
・ロゴマーク:広がる可能性を象徴化。サークルはさらに拡大する可能性を持っている。
・Expand Your Horizons

▼質疑応答
・主体的な進路選択に迷って今社会人2年目。
地方には情報の格差の前に情報の格差がある
地方には届かない。
学校の公立学校等に広めていくのに工夫していることはありますか?

→個人向けのライブ配信を始めた。
→学校教育に入れていくことにした。
→半強制的にぶつけに行く。
→このプロダクトは再生ボタン押せばスタートする
→先生の負荷を0にする

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