第3回 HCD Value 「XB法・KA法ワークショップ」

第3回目のHCD Valueは、前回に引き続き、
XB法、KA法を用いてアイデアを抽出していきます。

会場の空きの関係から、
借りれる時間が11:00~16:30のため、
渋谷に11:00に集合・・・・

土曜日の午前中から集合するのは、
たしかにつらい・・・・

近くのコンビニに向かう途中に、
小江さんと偶然合流し、
コンビニで食糧を調達してから会場へ・・・

さすがにこの時間だけあって、
集まりが悪い・・・・

KA法チームは4人集まったので、
前回抽出した価値カードを並べるところから・・・

XB法チームは、
前回難航したこともあり、まずはゲストとして今回から参加してくれる女子に脳内マップを作りながら、
軽くインタビュー・・・

集まりも悪かったようで、
本格的に始動できたのは午後からのようでした。

■KA法チーム

並べた価値カードをKJ法で収束しながら、お互いの関係値や共通点を探しながら、
中分類を作成(※黄色いポストイット)

さらに中分類同士の関係値を見ながら、コンセプトとなるものを決定し、
簡単にペルソナを作り、
そこからシナリオを作成していく。

ちょうど価値マップができたぐらいで安藤先生が来たので、
軽く見てもらう。

ブレイクタイムに脳内マップなども作成

比較的クルマを身近に感じている人の脳内マップ

まったく、クルマに興味も関心もない僕の脳内マップ

シナリオの作成には、「ビジョン提案型デザイン」を使用した。

※日本人間工学会アーゴデザイン部会が2009年に開発した手法。
この手法はサービスの「本質的価値」に注目して、構造化シナリオを作成していく手法です。

バリューシナリオで全体のアウトラインをざっくりと作成し、
抽出した価値マップを確認しながら、アクティビティシナリオを作成していく・・・

都度つど、バリューシナリオと抽出したデータやペルソナを見ながら、
ユーザーの本質的価値から外れていないか、確認しながら、シナリオを精緻化していく。

アクティビィティシナリオがだいたいできたので、
こんどはそれをインタラクションシナリオを考えながら画面設計に・・・

本来だったら、各シナリオ間には事業としての価値などの評価も入れてから次へ進まないといけないのだが、
時間的な問題と、この手法の経験者であるメンバーには、その評価もあたまに入っているので、
大きなブレはないハズなので、省略しています。

時間も14時近くになってしまったので、
XB法チームのお勧めだった近くの「イタリア料理 Trattoria GIOIA」で、
パスタのランチセット。
ドルチェ付きで980円はお得。

いかとアンチョビのパスタ

ランチから戻ってきてから、画面設計は、チームの一人が持ってきた「消せる紙」にワイヤーフレームを作成していく、
ここでもそのつど、アクティビティシナリオを見ながら、画面を増やしたり、順番を変えたりと・・・

3分の1ぐらい下記終わったところで、時間切れのため、場所をサイゼリアに移動し、
その続きを・・・・

9割がた終わりかけたところで、サイゼリアから
「そろそろ書き物はおやめいただけますでしょうか?」と怒られたため、
駅の近くの居酒屋へ移動。

渋谷の居酒屋は、タバコ臭いし、うるさくし、中国人の定員の仕事もいいかげんだし、
とても続きをやる雰囲気ではないけど、なんとか最後の画面設計まで終了。

▼XB法チーム

XB法チームは、新メンバーに脳内マップでいろいろとヒアリング(してるのか?)

前回うまくいかなかったため、ランチを取りながら、XB法のテーマから再設定、
前回は「クルマ」に捕らわれていたため、今回はいったん「クルマ」を離れて、
発想を進めていくようにしたようです。

ランチから帰ってきたあとで、
XBカードを使って、アイデアを発散・収束していく。

※XB法はこの発散に入るとスピード感が一気に増しますね・・・
  この間KA法チームはランチに行っていたんですが、
  帰ってきたときには、壁にアイデアが張ってありましたから・・・・

たくさん出たアイデアの中から、
ブレストで数点に絞り込み、そこからシナリオを作成していこうというタイミングで時間が切れて、
サイゼリアに移動。

サイゼリアでデザート食べながら、シナリオを作成していくと、
どうやら矛盾が発生したようで、なかなか前に進んでないようです・・・・

サイゼリアでも時間がなくなり、その続きは渋谷の居酒屋で、
引きつづきコンセプトとシナリオを見直し・・・・

方向性がある程度まとまったところで、
あとは各自の宿題となったようです。

▼ワークショップまとめ

KA法は軸が決まると、そこからはブレにくいが、
XB法はアイデアがたくさん出る分、発散してしまっていたような気がしますが、
KA法に比べて、XB法は手法の習得が難しそうです・・・・

今回、KA法チームでは「ビジョン提案型デザイン風」の進め方をしましたが、
産業技術大学院大学の授業ではフルバージョンで10時間以上かかっているので、
実践するにはこのレベルのざっくり感でいいような気もしました・・・・


次回は資料を最終アウトプットまでまとめて、お昼には発表。
午後にはブラッシュアップの予定です。(ほんとに終わるのか・・・・・)

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