hcdvalue「UX白書・ISO9241-210」翻訳プロジェクト 2011年08月21日

今回は、
8月31日に行われる「新横浜ユーザービリティ研究会」で発表する
「UX白書・ISO9214-201」の翻訳プロジェクトについて、
発表のプロトタイプand勉強会and輪読会のため、
渋谷の某M社の会議室を借りて集合しました。

#hcdvalueは、「現場で使えるHCD(人間中心設計)の実践」を
コンセプトとしたコミュニティです。
現在は「UX白書・ISO9214-201」の翻訳プロジェクトや、
9月のヒューマンインターフェース学会の論文発表に向けて活動をしています。

13時に1Fに到着し、
それなりに人が集まってから、
7Fのセミナールームへ移動。

まずはUX白書について、
発表資料の確認とディスカッションから。

UX白書の翻訳をみんなで議論してみると、
わかってはいたけど、
UXはぼんやりとしていて、
範囲も大きいので、
「うーん」となる箇所も多々あります。

UX白書だけでも咀嚼しなければならない箇所や、
議論になってしまうことも多々あり、
限られた時間ですべてを網羅することは難しいとは思いますが、
UXの議論を活発にするために一石を投じることは出来るのかと思います。

※UX白書の原本はこちらからみることができます。
 http://www.allaboutux.org/uxwhitepaper

後半に入る前に、
「スイーツタイム」

後半は「ISO9241-210」のサマリーのディスカッション。
翻訳を担当した箇所を各自発表する形式で実施しました。

ISOは非常に厳しい著作権があり、
翻訳といえども勝手に公開することはできないので、
今回は、「サマリー」としての発表となりますが、
サマリーだけでも60ページ以上!!

新横浜ユーザービリティ研究会の持ち時間ってどれぐらいでしたっけ?

ISO9241-210の中には「socially responsible designs」という、
CSRの用な定義もあり、人間中心デザインの範囲ってそんなに広いのか?
という意見などもありました。

ISO9241-210はボリュームも多く、密度も高いので、
一人で読むだけではなかなか理解できないので、
1章1日ぐらいでディスカッションとかできれば面白いかもしれません。

省察

ワークショップ後は、
渋谷の「イカセンター」で振り返りを。

次回はいよいよ本番の「第6回 新横浜ユーザービリティ研究会」。

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