活動に参加しているhcdvalueというコミュニティにて、
「FearlessJourney」と呼ばれる手法?のお試しワークショップを実施しました。
Fearless Journeyというゲームは、
Linda RisingとMary Lynn Mannの著書である、
「Fearless Change」に出てくる48の戦略を使って、
チームの課題を解決していくというものです。
今回はテーマとして「HCDのよくある話」をとりあげて、
実施してみました。
人数が8名だったので、
2チームにわけて手探りでワークショップを進めていきます。
■準備
各カードを準備します。
【Fearless Journeyかんたんガイド】
https://docs.google.com/file/d/0Byh-cIUeiW9wRV9IVmVCZ3o2Zjg/edit
【戦略カードの概要】
http://fearlessjourney.info/
・スタートとゴール。
・48の戦略カード
・道カード
・40枚のインデックスカード(白紙)
(1)テーマとゴールを決める
HCDの障害あるあるネタを考えるが、何をテーマにしようか悩んでしまいました、
何をテーマにするか、ワークショップのひとつのポイントになりそうな気がします。
★結論
スタート:HCDを知らない
ゴール:選択肢の1つとしてHCDが使える。
(2)HCDを現場で取り入れるときに考えられる障害を20個書く。(1人5個)
※20枚の白紙も入れておく
(3)戦略カードを各人、5枚もつ。
(4)「道」カードを伏せた状態で順番に引いていき、
「START today」と「Your future:SUCCESS!」の間を線で繋げる。
スタートとゴールの間は11枚の間隔ですが、まっすぐだけではないので、
想定しない方向へ曲がっていきます。
※カードは厚紙のようなものがいいかもしれない。
(5)順番に問題カードを引いていく。
(6)手持ちの戦略カードから、
その問題を解決できそうなものを探しながらディスカッションして、
合意をする。
(7)合意できたら、問題点と戦略カードはのけておく。
(8)戦略カードを採用された人に、その隣の人のカードをあげて、お礼を言う。
戦略カードをあげた人は山のなかからカードを補充する。
(9)11個繋がったら終了。
(10)最後に、「このゲームが楽しかったか?」
やる前とやった後で5段階評価の数値は変わったかで評価する。
■感想
同じ卓上で議論をするという視点ではいいツールになっていくとは思いますが、
ゲームというほど盛り上がるかといえば、そこまでは盛り上がりはしないので、
もう少し工夫が必要なのかなぁと思います。
また、ゲームのキモになる「48の戦略」がHCDとあっているのか?
という点も考えないといけないとのかなぁと・・・
実際に手法として取り入れていくのは、
まだまだ練り直す必要があるかもしれませんね。
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