6月11日に行われた「UXD initiative 体験、ビジネスとデザイン」に参加してきました、
なぜか社会人は挨拶させられる。
■体験、ビジネスとデザイン
ziba東京 宇田川さん
▼会社紹介
ziba=ペルシャ後で美しいという意味
コンシューマーデザインを昔から行っていて、
近年ではサービスデザインなども行っている。
80%ぐらいのクライアントがリターン
▼宇田川さんの自己紹介
学生時代はプロダクトデザインを専攻し、
IBMに入社。
その後AXISに移籍、
その後にziba東京の立ち上げに参画した。
・プロダクトデザインからコミュニケーションデザインまで様々行って来た。
▼EX
EX=人の気持ちを考えよう
Biz=安くつくって高く売ろう。
※お金をかければかけるほど経験デザインが良くなっていくという考え方が経営者などにあるのでないのではないか、お金をかければかけるほど成功(Success)が高まっていく。
→コストを低くしつつ、EXの高いものを作っていけないかどうか考える。
↓
Creat EX(自分でつくって自分で考えよう)
▼4つのアプローチのケーススタディ
(1)Create×エネルギーコストを下げよう
request=デザインのプレゼンス向上
(会社内のデザインの価値向上)
→ブックレットを作って、エグゼクティブの方々に配った。
・導入をしやすく
・新たな視点の提供
★このプロジェクトでの教訓:日本語を話そう
デザインの人たちはデザイン意外の人たちと話をしないので、
隣り合う領域の人と話をしよう。
(例)P&Gの例:経営側とデザイン側との共有
ただしルールを儲ける(経営側はデザインのことを話す、デザイン側はお金のことを話す)
(例)AとBのデザインのどちらががいいか言語化する。
(なぜBがいいのか?)
(2)Creat×心理コスト
数字をつかってその気にさせる。
request=C toC UGCサイト × 車が売れない
どうやって数字をつかうか?
●C toC UGCサイト
・オーディエンス:5,000,000人
↓
平均27人いる友人のうち5人を誘う仕組みを考える。
(こうするとハードルが低くなる)
・クリエイター:500,000人
↓
クリエイティブに興味関心のある24人に1人が参画するためのアイデアを創出する。
(データを利用)
ちょっとイケそうな気がしませんか?
●車がうれない
2012年3月の車売上台数(1月2.1万台→1日700台→1時間88台)と、
デューラー数800店舗から1時間に11%の確立で車が売れているとし、
11%を16%にすることにし、その5%をあげるアイデアを考えた
(開店時間を長くしたり、コーヒーを出したり。)
(3)Create×時間コストを下げてみよう
仮説、実験、検証
request=クリエイティビティのビジネス化
(アイデアをお金にする)
アイデア群の全体像(地図)が見たいというリクエストをいただいた
→拡散と収束 2×2モデルを拡散のところに使った。
(Bloken 2×2)= 信玄餅の例だと、
「カステラやロールケーキのようなカタチに」というようなアイデア発想につなげられる。
※わざとゆるい枠組みにすることによって、アイデア展開をしやすいようにした。
Empty 2×2
(4)Create × 説明コストを下げる
ワークショップで認知の説明コストを下げる。
request=SmartPhoneの商品企画をワークショップでおこないたい。
Order :若者の感性を利用したい。
Young Idea VS Elder Ideaという対決方式でワークショップをした。
→Inspiration Word
メールという単語に対して、自由に連想していき、よくわからない単語を説明していく。
若者と年寄りとの違いを明確化にした。
(上司と部下が同じタスクを行うことによる差異を表出化)
▼まとめ
・道徳→人の気持ちを知ろう
・体育→体力をつけよう
・美術→絵を書こう
・音楽→ノリでやろう
・技術→自分でつくろう(ビルド&スクラップ)
・レクリエーション→楽しくやろう
日本語を使う
数字を使う
実験してみよう
みんなを知ろう
→国語、算数、理科、社会ではないか。
→他の科目も流用できるよね。(写真)
経験とビジネスをデザインするには、
小学校のカリキュラムが重要
→小学生のころからエクスペリエンスデザインをやろう。
▼おまけ
放課後【ジャンプを読もう】
→ストーリーを身につけよう。
■質問タイム
・ビジネスモデルキャンバスなどのフォーマットなどを使って場を作った例などはないのか?
→特に用意してない、その場で作っている
・エクスペリエンスデザインをやっていくら儲かるのか
→精度を気にしているのではなくて、本当に真剣に考えてくれているか?を見ている。
(本当に儲かるのかは企業側の営業部門などが考えること。)
・クライアントからのもやっとした要求をどうやって見つけて落とし込んでいくのか。
→なぜなぜロジックを止めない
(ポストイットを多用する)
・Broken 2×2 をどうやって考え出していったのか?
→アイデア発想であまり思い詰め込まないような場を作る為に、ゆるやかなフレームにした。
ワークショップ形式で行うことが多いが、その時々でスクラッチでワークショップを作ることが多い。
■ディスカッション
・安藤先生:作っている人が面白いと思ってないものを製品として出すということはよろしくない。
(インターナルエクスペリエンス=企業内のエクスペリエンス)
想いが重要、そこもコンサルしていかないといけない。
・宇田川さん:枠組みを変えるということは楽しい。
■懇親会
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