2012年の10月に「東京駅でフィールドワークのワークショップをやろう」ということで、hcdvalueにて企画して実施しましたが、その際に、東京駅以外にもいくつか候補地がでていて、「競馬場でやっても面白いかも」との話がありましたので、
2014年の5月から準備を始めて、やっと11月24日(月・祝)に東京競馬場で、
フィールドワークを実施することができました。
一応競馬経験者なので、裏方ということで、
今回は「記録者」という形で参加です。
10時に府中本町のドトールで事前の打ち合わせをし、
集合場所の東京競馬場へ。
集合時間の11時に無事に全員そろったので、
まずはオリエンテーションを行い、
注意点などを共有。
事前のアンケートをもとに、
3グループに分かれて、観察を行います。
(1チームに1人記録者が帯同)
時間は11時30〜14時で、自由に競馬場を楽しんでもらいます。
僕は橋本さんと石渡さんチームに同行しました。
(なんかデートをシャドーイングしているみたいでした。)
11時30分
とりあえずビギナーズセミナーを受講する。
(これ初心者向けといいつつ、解説が中途半端なので、
セミナーとして成立してないという問題もありますね、
競馬が初心者には難しすぎるという点があるのですが・・・)
とりあえずレースをみてから
馬券を買ってみる
(裏方なので、どこまで介入していいか迷いましたけど、
馬券買うのはよしたほうがよかったかなぁと反省しています)
パドックにいってみたり、競馬新聞を見たり
を何回か繰り返しましたが、
なかなか的中せず・・
ご飯は立ち食いでかんたんにすませました。
(ビールは飲みませんでしたよ)
2レースやっただけで、
時間になってしまったので、
ちょっと早めに集合場所に戻ってきました。
(収支-4000円でした)
全チーム戻ってきたので、
場所を移して分析フェーズに入ります。
分析は千葉工業大学の安藤先生が提案している、
エクスペリエンスフィードバック法を少しアレンジして使いました。
記録した写真を見ながら、
出来事と感情曲線を描いていきます。
中央競馬も昔のおっさんのたまり場という雰囲気を、
払しょくしようとしている感じはかなりあります、
昔は分煙もなかったし、ゴミも多かったし、
それにくらべて今の競馬場はかなり綺麗になっています、
でも初心者にはまだまだハードルが高いし、
コスト面でも普通に遊びに行くレベルは超えてしまいますからね、
その努力はサービスデザインしないとダメですね。
全体的な所感としては、
競馬自体がちょっと初心者にはルールが難しくてハードルが高いんじゃないかなぁという点がありますね、
分析でもでていたのですが、ビギナーズセミナー程度ではなくて、
馬券を買うまでのガイド役がボランティアで付くぐらいのレベルじゃないと理解できないかもしれません。
ギャンブル要素が高かったのももしかして参加のハードルがあったのかもしれません、
あと最近コミュニティに参加してくれるメンバーが少なくてさみしいです。
参加者のブログ
nohdomi’s blog:競馬場でUXを考える
懇親会
懇親会は適当に府中駅付近で。
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