■自己紹介
キャシさん
カケハシ勤務
▼Introduction
・デザイナーとして差別化するための
強力なポートフォリオは必須
・ポートフォリオは、デザイナーのスキルだけでなく、
その人の考え方やアプローチを伝える手段となう
・採用担当者は量より質を重視
▼ポートフォリオの目的
・希望の仕事への扉を開く
・自分の価値を納得させる問題解決能力のアピール
・採用担当者が求めること
・関連した経験・専門知識
・直面した困難にどう対処したか
・課題や問題をどう解決したか
・チームプレイヤーとしての動き方
※作品のプロセスが書いてあると良い
・7秒
ポートフォリオを読み進めるか判断する時間
・Above the fold(ファーストビュー)
・キャッチコピーも大事
▼ポートフォリオの構成要素・ランディングページ
・直感的動線
・最高のお仕事
・明白なCTA
・掲載するプロジェクト数は3-5個が適切
・過去・現在・将来の3つの点を繋げる
・専門知識とキャリア目標、ビジョンを反映しているもの
・将来のキャリア方向性を示すもの
・UIデザイナーならコンポーネントが必須、
そういうのがわかるポートフォリオ
▼初心者が直面する問題
ポートフォリオに載せるお仕事がない…
お仕事するにはポートフォリオが必要というジレンマ
問題解決は「情熱プロジェクト」
▼ポートフォリオの構成要素
・About
・Contact
▼離脱を加速するNG集
・ツール習熟度を表示するグラフ
・熱量のない架空プロジェクト
・一方的なデザインへの想い
・最終デザインのオンパレード
▼戦略的な構築方法・見せ方
優れたケーススタディを書く
1.概要・プロジェクト期間
2.課題・プロセス・解決方法・結果の詳細
3.チームについてと自分の担当領域を明白にする
(プロジェクト全部は見せない・恋愛と一緒、余白を残す)
4.ビジュアルを多用し、デザインプロセスを視覚的に示す
▼ケーススタディサンプル
・情熱プロジェクト
・HEROイメージは最終成果物のモック
・タイトル
・担当領域
・実施時期
・プロジェクトを通して達成したこと
・仕様ツール
・デザインプロセス
・ゲリラインタビュー
・6回セキュリティーに止められた
(面白いネタ的なものを混ぜておくと面接時のウォークスルーでアイスブレイクになる)
・ユーザー定義
・ジャーニーマップ
・プロトタイプ
▼戦略的な構築方法・見せ方
・Webサイトがベスト
・PDFは大丈夫?
(PDFしかないのはNG)
▼戦略的な構築方法・見せ方
・Figmaでテンプレート作成
・プラグインを使ってみる
・更新が肝心
▼自分だけの道に忠実であれ。
デザイナーの道のりは人それぞれ。
あなた自身を受け入れて、それをポートフォリオで輝かせよう
■Q&A
Q.情熱プロジェクト最高でした!期間はどのくらいかけて作られたのでしょうか?
→3.4か月
Q.キャシ様は未経験なのに、このように実務でも通用するプロセスを、どのように知り、学んだのでしょうか?
→UIは学校に行っていた。
UXについては特に勉強していない。
Q.PDFしかないのですが。
→目次がないとダメ。
→見たいところに行けるようにしたほうがいい。
Q.行ってたUIの学校、UXの教材知りたいです!
→レッドアカデミー、すでに廃校
Q.ライターとして活動しています。
プラスアルファのスキルを身につけて、
デザインもできるようになりたいのですが
今の所Canvaしか使えないです。
イラストレーター、フォトショップ、動画、
どれを優先的に学ぶといいでしょうか?
または全て必要でしょうか?
→どうなりたかによって変わってくる。
Q.未経験から、38歳以上で採用される方はいましたか?またいたとしたらどんなアピールをされているのでしょうか。
→キャシさんはUIデザイナーになったのは47歳。
なんとかなると思います。
Q.事業会社のインハウスデザイナーとして勤務しているモノです。実務として制作して事業サイトで公開しているものは自身のポートフォリオに入れても良いのでしょうか。社内で「転職のために載せてもいいですか?」とは聞けず、、、良ければ教えていただけると嬉しいです。
→ポートフォリオに載せていいか聞く。無許可はまずい
Q.キャシさんはUIを学習したのは全て英語ですか?日本の教材と差異などはありますか?(海外のほうが進んでいるなどありますか?)
→日本と差異はあるが、海外が進んでいるとは思っていない。
日本語のフォントがわかりにくい。
Q.またはおすすめのデザインツールなどがあれば教えてください。
WEBデザインもできるといいかと思っています。
→Figmaがおススメ
Q.転職にむけて自主制作を進めています。面接に向けて過程を全部載せない、というところとラフスケッチなど制作過程を見せるところの違いをもう少し詳しく教えてほしいです。
→内容は全部見せない。面接の場数を踏んで、ブラッシュアップしていく。
Q.グラフィック(紙)とWEBの両方の分野で作成している企業に応募を検討しています。
現在ポートフォリオを作成しておりまして
PDF形態での応募を検討していたのですが、
WEBのポートフォリオも作成しておく方がベストでしょうか?
→Webもあったほうがいい。
Q.実案件として飲食店のHP制作を進めたいと思っているのですが、お二人が対応するのであればどのような項目をヒアリングされますでしょうか?実際のデザイナーさんはどのくらいの項目をヒアリングされているのか気になりました。
→ヒアリングはデザイナーによって聞く項目が変わってくる
鉄板の質問はない。まずはどうなっていきたいかの未来のビジョン。
Q.UIデザインの事業へのインパクトってどう計測したり、成果としてアピールしてますか?
→コンポーネントがあるとないとで工数が変わる。
ABテストでも数字を測れる。
Q.デザイナー職のポートフォリオと、ディレクター職のポートフォリオとで見せ方は変わってくるのでしょうか。
また、どちらのポジションも担当している場合のまとめ方や注意点、アドバイスなどがあれば具体的にいただけると嬉しいです。
→どちらかの職になりたいのか、それによって変わってくる。
Q.今の時代、年齢や性別や国籍などあまり関係なく、やはり実力によってどんな人にもチャンスがあるのかなと感じたのですが、業界的にお二人はどのように感じていらっしゃいますか?
→前よりは多様性が出ているが、年齢、性別は関係してくる
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