第6回新横浜ユーザビリティ研究会 2011年08月31日

8月31日(水)に、
新横浜の「横浜デジタルアーツ専門学校704教室」で行われた、
第6回新横浜ユーザビリティ研究会」に参加してきました。

今回は参加しているコミュニティ「hcdvalue」特集ということで、
hcdvalueの紹介と、現在進行中の「UX白書・ISO9241-210 翻訳プロジェクト」について、
発表がありました。

なかなか終わらない仕事に見切りをつけて、
渋谷から新横浜へ出発。

車内で偶然、
某羽山さんと遭遇して、
横浜デジタルアーツ専門学校まで。

当初は「関係者は1時間前に集合」と言われていましたが、
1時間半以上も早く到着してしまいました・・・

教室に入り、準備を進めていると、
続々と講演者の皆さまが到着。

プレゼンのリハや、機材チェック等をすませ、
16時ちょい前から、受付を開始しました。

第一部 hcdvalueの紹介

■1. hcdvalueとは
   谷真裕

谷さんからは、
hcdvalueのコミュニティ活動についてのポイントを発表。
元の内容は「飲み会っていいよね!」ベースでしたが、
この日のために、おちゃらけ要素は削除していました。

第二部 HCD/UX翻訳プロジェクト

■2. UX白書の翻訳と概要
   吉岡典子

吉岡さんからは、
「UX白書」の翻訳について、全体の進め方と、
「UX白書」自体の翻訳内容についてプレゼンがありました。

「UX白書」は、UXの概要について大まかに纏めたものなので、
そのままだと分かりにくいこともあり、
図などを追記して、できるだけわかりやすいように
「UX白書」の解説をされていました。

※原本になる翻訳ですが、
当初はこの日までにWeb上で公開しようということにしていましたが、
HCD-netの検収を行った後に、正式な日本語版としてリリースすることになりましたので、
公開については後日となります。

■3. ISO9241-210の概要紹介(ISO9241-210読書会より)
   馬場沙織

馬場さんからは、
UXのISO規格である「ISO9241-210」の翻訳プロジェクトについて、
全体の内容と進捗についての解説がありました。

まだ進行している案件のため、
全体のざっくりとした内容と、
前回のバージョンである「ISO13407」から変更になった
ポイントなどの解説でした。

※ISOについては厳格な著作権があり、
翻訳したものについてもそのままでは公開はできないため、
全体をまとめたサマリーでの発表となりました。

第三部 ヒューマンインターフェース学会プレ発表

■4. 人間中心設計(HCD)導入の価値マップ作成による啓蒙活動の検討
   佐々木将之

履修証明プログラム「人間中心デザイン」のメンバーが中心になって、
授業でならった手法を使って、
「HCDの価値」という内容で3回にわたりワークショップを行いました。

こちらの研究自体は、
9月に行われる「ヒューマンインターフェース学会」にて発表となりますが、
そのプレ版として実施しました。

このワークショップが、
hcdvalueというコミュニティをつくるきっかけになっています。

■5. 協働によるデザイン案検討における
   ペーパーホワイトボードプロトタイピングの検討
   白澤洋一

同じく「ニューマンインターフェース学会」での発表ですが、
こちらは、紙製のホワイトボードを使ったペーパープロトタイピングについて、
ワークショップの内容を検証しています。

当日は、
Ustream係だったので、
機材の確認でいっぱいいっぱいでした。
Ust怖い・・・・

第四部 リフレクション

セミナー終了後に、
2階学生食堂に場所を移して、
「ビールと軽食」でセミナーの省察を兼ねて懇談会。

その後は、
場所を新横浜駅前の「海ぶね新横浜店」に場所を移動して、
本格的な懇親会。

YDAの3姉妹のテンションについていくのは、
かなりのエネルギー使いますねぇ・・・・

「第六回横浜ユーザビリティ研究会」のまとめ。

当日のUstream(録画あり)

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