AIIT2010を振り返る 2018年12月15日

この記事は産技大人間中心デザインOB/OG Advent Calendar 2018の15日目の記事です、

アドベントカレンダーということで、
8年前を思い出してみました。

■人間中心デザイン基礎編

僕たちの授業は2010年09月3日(金)の「人間中心デザイン概論」からスタートしました、
人間中心デザイン概論では主に安藤先生が教鞭をとり、そのほかに早大の小松原教授による人間中心デザインの歴史や、
鞆さんによる講義などがあり、8コマの授業がありました。

安藤先生からは基礎的なインタビューの演習やKA法の演習などがありました。
Twitterを開設したのもこの時で、当時は授業室の変更などをTwitterでやり取りしていました。

翌日の土曜日から本格的に始動し、
「ユーザープロファイリング方法論」という講義を山口優さんから行っていただきました、
講義はワークショップ形式をとり、いわゆる「ペルソナ・シナリオ法」を学びました、

このときのBチームでいきなり飲みに行ったのが最初の飲み会です(たぶん、記憶が曖昧)
今だと最初から飲み会があるらしいですね。

10月に入るころからまた安藤先生の「人間中心デザインの認知科学」があり、
ガッチリと認知心理学について8コマ講義を受けました、

それと並行して「発想法」ということで専修大学の上平先生から即興劇(インプロ)を利用した発想法、
三沢直加さんから「XB法」というアイデア発想法を習いました、
ここまでが基礎編です。

■デザイン編

デザイン編は 「コンセプトデザイン方法論」「コンセプト・リファイン方法論」という講義からスタートしました、
講師は早川さんと浅野智さんで、構造化シナリオ法、ストーリーボーディング、アクティングアウトなどを学びました、
今は授業がなくなってしまったのかな?ちょっともったいないですね。

それと並行して「ユーザビリティ評価方法論」を古田さんから学びました、
実際のプロジェクトを利用して外部から被験者を呼んでユーザーテストを行いました、
この授業は今も行われてますね。古田さんにしか出来ない授業だと思います。

そのほかに「情報アーキテクチャ設計論」ということで、
コンセントの長谷川さんから講義がありました、

Web制作にかかわりがないとIAのことなどがわからないので、
予習として講義前に予習会を品川シーサイドのカフェで行ったのが印象に残っています。
(当時は土曜日は午後からの授業でした)

■応用編

応用編は「デザインシステム計画特論」と「サービス工学特論」の選択制でした、
両方行ったツワモノもいましたね、

僕は「デザインシステム計画特論」をとったのですが、
大学のシステム上仕方ないのかもしれませんが、この授業だけちょっとコンセプトがずれてたような気がします。

それと最後の〆として「応用人間中心設計論」ということで安藤先生の師匠である黒須先生から、
講義がありました、これも今はなくなってしまったのでしょうか。

12月4日には「KA法によるHCDの価値」としてKA法を実践しました、
この時のことがhcdvalueの設立にかかわっています。

12月19日(日)にはECナビさんで忘年会を行いました、
特別ゲストに浅野智さんが参加してくださり、
講義とワークショップを行いました。

■卒業後のAIIT2010年の活動

卒業後のコミュニティとして「hcdvalue」を立ち上げました、
(2010年度と2011年度が主要なメンバー)

「UX白書翻訳」「ISO9241-210翻訳プロジェクト」と翻訳をしたり、
「東京スマートフォンアプリアワード」などの企画に募集したり、
2011年8月には新横浜ユーザビリティ研究会にてhcdvalueの特集があったりとしました。

最近はちょっと活動休止気味になってしまっていますが、
有志がUXREDという活動などをしていますので、
これからも活動が続いていければなぁと思います。

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