「と、コラボ」という双方向形式でコラボレーションしていくウェビナーシリーズ。
クリーク・アンド・リバーの篠崎さんの進行でスタート
■「伝わるデザイン」っていったいなに?みんなで考える、求められるデザイナーとは
・登壇者は川端康介さん
・風邪をひいている
・2010年創業の企業の代表取締役
・ゲームがめっちゃすき
・洋楽が好き
・ゾンビ映画が好き
■問い
伝わるデザインの「伝わる」とは、どんな状態なのか?
「伝わる」と同様に、デザインに使われがちな言葉
→刺さるデザイン、届くデザイン、響くデザイン、心動かすデザイン
一度フリーランスのデザイナーになったと仮定して自身を売り込むためにデジタル広告で私はこんなデザイナーですって売り込んでみるというふうにちょっと仮定した際にですね
伝わった結果=ビジネスで「選ばれる」だとすると果たしてこのバナーで良いのでしょうか。
→具体性がない、選ばれにくい
例題:metaに広告に出稿してます。CPAを4000円代に抑えるためにはどうすればよいですか?
「バナーのクリック率を0.1%上げる」or「遷移先のCVRを0.1%上げる」
→クリック率を上げると売れる個数や獲得単価が安くなったりする。
→どの場所でどの指標で、誰にどんなことを
全体の設計を考えていかないといけない。
睡眠の質を高めてくれるサプリメント
→ネガティブなイメージの方が数/クリック率が高い傾向にある。
→Aが勝ちってことで本当によいのでしょうか。
問題解決←存在欲求→欲求充足
バナーをクリックした人がその先で何をしているのか。行動の痕跡(ヒートマップ)
Aというものが伝わるデザインかもしれないが、
深堀りしていくとCやDの方が圧倒的に良いかも。
広告バナーの分析を通じて「デザイン思考」を身につける
最もCVの距離が近い人から
これは、デジタル広告におけるセールスプロモーションの話です。
例
・ラストオーダーですが、他にご注文はありますか?
・元気ないけど風邪とかひいてない?
・次の商談は君に任せてもいいかな?
・このたびはすいませんでした
・ちょっとだけ貸してもらえますか
→すべて「大丈夫です」で答えることができる。
文脈(コンテクスト)によって解釈が変わる
では、
ポスターや中吊り広告なら?
パッケージデザインなら?
プロダクトデザインなら?
みなさんの「伝わる」の定義を
いろんな観点からディスカッションしましょう!
■パネルディスカッション
伝わるデザインとは?
→100の回答がある。
子供向けのサプリメント
→文字数多め、ママ向けデザイン
→シンプルに作ったらコンバージョン下がった。
→簡潔は目的によって違う。
→抽象度が上がりすぎる。
→相手と目的によって全部変わる。
→伝わった結果どうなるによっても変わってくる。
→デザイナーが、目的が依頼主の要望を具現化するものか、
その結果を考えたものを作るか。
■Q&A
・日常の中で、相手に伝わるデザインをつくるために
心がけていることがあれば教えてください。
→川端さん:顧客の理解は無理。どうやったら距離感を見定めるか。
→篠崎さん:どのレンジの人にコミュニケーションとるんでしたっけ。
→誰にどんなコミュニケーションを取ればいいかわかってない顧客なのに、
その方にヒアリングしても意味がない。
→デザインを設計ととらえている。ディレクターやプランナーの方が大好き。
→バイアスがすごいかかる。固定概念はもつが相対的にみる。
・情報が満ち溢れた世の中で、根拠ある伝わるデザインとは何か?
→インプレッションはお金を払えばいくらでも増える。
定量データは根拠の一つになりえる。
(データ至上主義ではない)
→ABテストやるが、どっちが勝ちかという勝負はしたくない
中吊り広告を作るとなった場合、デジタルだとコンセプトテストなどは活用できる。なんのファクトもない状態
→作り手が自分の中で根拠をもっていればいいけど、
根拠あるデザインと根拠があり伝わるデザインは違う。
・クライアントからの依頼内容が曖昧な場合など、
多々悩まれる場合が多いと思いますが、
普段からどのようにアイデアの引き出しを作っていますか?
→川端さん:自分の中のアイデアのかけらを人にぶつけて気づきを得ている。
→篠崎さん:デザインのアウトプットは過去にインプットしたものでしかない。
→川端さん:あえて外すのか、それとも中央値を狙うのか。
→篠崎さん:インプット量が必要ですね絶対に必要だと思いますね。そこがないとやっぱり出ない。
→川端さん:突拍子のないものは生み出せないので、
・先日、デザイン思考について学ぶ機会がありました。
私の中でデザイン思考はチーム内で目標を一にし、
時に感情的なモノも共有する事で目標を達成させる
重要な概念だと感じました。
→川端さん:本は買ったことがない。
ある意味デザイン思考をやっている。
・中長期的なキャリアを形成するにあたって、
これからのWebデザイナー(もしくはクリエイター)には
何が必要になってくるとお考えですか?
→川端さん:収入!
→川端さん:SNSとか見てるとデザイン以外のものを全く知らない人が多い。
→川端さん:
→篠崎さん:デザイン力だけとっても中長期的なキャリアは形成できない。
伝わるデザインを常に考えられるデザイナー
・分かりやすさ、クライアントの要望、自身のアイデアや知識などが、まとまらずに行き詰まったときに、見るもの、やることはありますか?
→川端さん:ない。クライアントと思考の合意形成を取っておく。
→篠崎さん:もともとのRFPと違ったものになることは多々あるじゃないですか。
→川端さん:ちょっと頭のあれを広げるのは苦手。
散歩してても仕事のことで頭がいっぱい。
・デザイン力って伸ばせますか
→川端さん:伸ばせますよー。没頭できる人
→篠崎さん:デザイナーが美大出身じゃないとだめはもうない。
視覚的デザインよりも伝わるデザインを作ることが求められている。
→川端さん:どういうデザイナーキャリアを歩みたくてどういう人になりたいのかっていう、そのロールモデルのような人がいてそれをその人みたいに自分がなれるのかどうか。
・伝わるデザインとは?
→川端さん:相手次第。
→篠崎さん:代弁した上で伝えられるのか。
→川端さん:適切なコミュニケーション。
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