現地参加したかったけど、
最近出不精で、名古屋まではいけないので、
オンラインで参加しました。
★トークセッション
■ポテンシャルを引き出す、越境マインドセット
株式会社エスケイワード 執行役員 / ストラテジックデザイナー
江口伸行さん
▼いきなりの問いかけです。
・キャリア迷子
・やりたいことない
・AI出てきて先行き不安
とか、言っちゃってないか?
・デジタル・デザインの力がビジネスには不可欠な時代
・だけど、制作領域の価値低下は確実
ノーコード、生成AIの普及
・悲観じゃなく、ポテンシャル
必要とされる場所で活躍できるようにアップデートしよう
▼自己紹介
江口伸行さん
株式会社エスケイワード 執行役員
・ずっと音楽活動をしていた。
・MVV開発~CIリニューアルへ伴走支援
・周年や経営者の承継タイミングで、
どんな価値を提供する会社かの再定義から実施
・顧客理解を深めて、非財務価値をデザインする人
・社会の変化からポテンシャルをとらえる。
・第4次産業革命と呼ばれるほど、
革新的な変化が次々と起こる変化の激しい時代
・ゲームチェンジ
事例:ウォークマン→iPod→サブスク
・ビジネスの勝ち筋も変化している。
一回買い切り→成功要因:ハードの性能
サブスク→成功要因:コンテンツや体験設計
・顧客を中心に考えて、顧客体験を向上
市場から選ばれるためにデザインに注力する企業が増加
▼デザイン・デジタルの力がビジネスの成功に影響
・ポテンシャルが非常に高い!
Web制作のスキルセットから水平展開できるものが多い
・転職・・・?
・越境
▼BTCモデルでキャリアを考えよう
Business・Technology・Creative
・バンドマンで自称デザイナーだったエグチ
・Webディレクターだったエグチ
・最近のエグチ(MBA取得)
・スキルセットを伸ばすポイントは
BTCから1つ柱を立てて、
近接領域を伸ばすこと
・BTCを掛け合わせた独自のスキルセット設計をして
ライバルのいない希少性の高いポジショニングをとる
・市場選択を考えてみよう
→風が吹けば桶屋が儲かる
→流れの中にビジネス機会はたくさんある
→皆さんのスキルを投入するとしたら、
どのビジネスで必要とされる?
・社会情勢や因果関係を理解して
本質的に必要とされる市場を選択すると
スキルセットの価値が高まる
・スキルセット可視化と市場選択で
独自のキャリアを描いていこう
・告知
アクセシビリティカンファレンス名古屋2024年開催
▼質疑応答
Q.自分の軸となる領域と業務の軸がずれている場合どうしたらいいのでしょうか。
→最初はデザイン、次はディレクター、最終的にプロデューサー。
自分だけだとわからないので、上司と面談して、
なぜその仕事をしているのかを一度咀嚼するのをおススメ
Q.越境するタイミングはどう決めてますか?
→年齢の節目で決めていました。
→30歳で髪の毛を切った。
→35歳でビジネススクールに通い始めた。
Q.雇用者という立場で市場選択はできるのでしょうか?
→受託の場合はたとえば大学のWebサイトに特化してるとか、
不動産に特化しているか、が市場選択になります。
★江口さんもnoteでまとめてくださってます。
https://note.com/nobuocola/n/n5eb5528ac4c1
■ CMSの現状を知って広がるWordPressだけじゃないWebサイト制作の選択肢
有限会社アップルップル 宇井陸登さん
スライド公開してくれるのありがたいですねー。
(2023年12月07日時点で公開されてないです。)
▼質疑応答
Q.JSあまり得意ではないのですが、ヘッドレスCMSにも挑戦したいと思っています。 どこから学んでいくのがいいでしょうか? 例えば、ネクスト, ナクスト, アストロ、というのはよく聞くのですがどこから学べばいいのかわかりません。宇井さんのおすすめフロント技術を教えてください。
→アストロから入るのがいいんじゃないですかね。
Q.a-blog cmsってどんなCMSですか?構築するためにどんなスキルが必要ですか?WordPressからの移行はできますか?
→ブロックエディタを採用したCMS、メンテナンスフリーとまではいかないが、
テーマがないので。
→HTML、CSSは必要
→WordPressからの移行はできる。
Q.WordPressのクラシックのように柔軟なテーマを制作するためには、どのCMSを選択すべきでしょうか?ヘッドレスCMSの場合、APIの知識や技術が必要なので、構築できる人が限られるような気がしています。
→WordPressで作っていくのがいいかも。
■UIデザインは何であり、何でないのか
Qiita株式会社 綿貫佳祐さん
事前にスライド公開してくれた綿貫さんは神。
Q.発表内容とは少しずれますが、スライドの画像はAIで生成した画像ですか?
→ぜんぶDALL・Eを使って生成しました。
Q.UXでおすすめの書籍はありますか
→フォローアップで。
Q.デザイナー側の開発への歩み寄りについてもお話しされたと思うのですが、エンジニアもデザインについて学ぶべきでしょうか?
→べきかというと難しい。やった方がマイナスになることがあってあんまりないのでエンジニアもデザインを学んだ方が絶対にいいとは思いますが、それはあくまで組織の中での構造とか役割分担によると思います。今回はデザイナー向けなので、私達が今一番やれることとして、エンジニアリング的なお話を多めにしておりました。
Q.デザイン知識だけでなくエンジニア知識もある程度必要に見えましたが、周辺知識としてあると良い知識はなにかありますか?
→WebアプリケーションをつくるのであればHTML,CSSは必須。
→モバイルであれば、そのiOSなのであれば、ヒューマンインターフェイスガイドライン、Androidのであればマテリアルデザイン、クロスプラットフォームとなるとそのFlutterとか、そういう一番使いそうな部分。
多少はボロボロながら実装できるよぐらいの張りぼてだけどできるようくらいの知識は持っておくといいかなと思います。
あとはさっきお話したようなER図みたいな本当のデータベースじゃないけれど概念的に何となくこういうからもあるよねとかエンジニアと話せるぐらいの知識は持っておけるといいかなと思いますそれはデータベース自体の知識もそうですしプロダクションがどうなってるかっていう現状のドメインの理解みたいなことも必要かなと思います。
メインセッション
株式会社アンティー・ファクトリー 代表取締役 / アートディレクター
中川直樹さん
■1. (前半)今、Web制作会社やクリエイターに求められているプラスαの能力とは⁈
1.Web制作に携わる会社の様々な業務形態
・45社の会社の業務内容をリサーチした。
・デジタル制作
・ブランド戦略
・事業開発・UXコンサル
・Web・ECコンサル
・経営コンサル
・主要業務マップ
・経営コンサルには簡単には入れない、難易度が高い。
・事業開発・UXコンサルをやっている会社は経営コンサルやブランド戦略に行きやすい。
・UIUXではなくUXUI、UXのなかにUIがある。
・サービスデザイン(伴走型制作ができるか)
・主要業務の組み合わせパターンを、近接性を踏まえて再整理したところ、
6つの業務形態に分類できました。
・デジタル制作特化型
・ブランド開発型
・成果改善型
・事業開発型
・総合型
・経営コンサル特化型
2.1990年
・第1期(~2005年)PCサイト中心、Flash全盛期
・第2期(2006年~2010年)スマホ登場、インターネット広告発達期
・第3期(2011年~2015年)Webの分析、コンサル主導期
・第4期(2016年~2020年)デジタルファースト、モバイルファースト期
・第5期(2021年~)デジタルマーケティング全盛期
3.2024年~25年に向けて意識するべきこと
・DX
・DXの代表的な技術
・IoT
・AI
・ビッグデータ
・XR
・クラウド
・ブロックチェーン
・ICT
・RPA
・DXにはビジネスチャンスがたくさんある。
・デジタル制作はあたりまえ、プラスαの能力をどうするべきか
・社内のメンバーにAIについて聞いてみた。
・AIの品質判断が難しい、リベラルアーツなど一般教養が求められる。
・何でも作ればいいってもんじゃないですよ。
・デザイナーは造形だけでなく、人に詳しく、感情に敏感で、満足度や愛着を向上させる、人に詳しいデザイナーが必要。
・エンジニアはこれまで効率化に慣れているので、AIの導入には特段の抵抗感はない
・今のうちに業務の棚卸し、整理、体系化、ルール化をして、スムーズにAIへ置き換えられるよう備えるべき。
▼まとめ
・改めてDXを意識しサービス・制作の範囲とする
・デジタル制作の手前の業務範囲を担うことを意識する
「新規事業・サービス開発」「UXコンサル」「ブランド戦略」「Web・ECコンサル」
「経営コンサル」
・AIの活用を前提に、制作過程だけでなくDXの提案にも利用する。
またAIと共に働く意味をきちんと考える。
■2. (後半)AI活用は単なるツール、それとも人/ロボットと考えるべきか?!「AI社員」の話
・松本零士先生、藤子不二雄先生、手塚治虫先生の時代にきた。
・Web業界や多くの制作会社が抱える課題
・課題1:人材不足、採用育成の難しさ
・課題2:効率化やコスト削減
・課題3:成果物に求められるクオリティ
・AIによる課題解決の現状
・単純作業の自動化
・反復作業の効率化
・時間短縮
・人件費削減
・日本全体が抱える課題
1.GDP成長率低下
2.生産人口減少
3.少子高齢化
4.資源、活動範囲確保
※内閣府はムーンショット目標を掲げ、課題解決に取り組んでいる。
・2030年までの目標
1人で10体以上のアバターを操作できる
・2050年までの目標
アバター同士が協力し合えるようにする
・SFでたくさん見てきた、ワクワクする世界が身の前に!
▼なので、AIではなくAI社員
・AIをツールではなく、一人の人間と同じように捉える
・各事業部にAI社員を配置
▼AI社員紹介
・ピュアー太(ライター)
・ふたこ(バナー/ページ量産特化型デザイナー)
・山根さん(校正/チェック特化型デザイナー)
▼AI社員の今後
・今はリアル社員みんなでAI社員を教育中
ゆくゆくは社員各自がそれぞれのAIパートナーを持つことを目指す
▼AI社員導入の所感
・AI社員はWeb業界の課題を解決してくれる?!
→パーソナリティを持ったAIとのコミュニケーションは、ワクワクするものとなりそこから生まれる新しい習慣や価値は、Web業界をより発展させる。
▼まとめ
・「AIを使う」ではなく「AIと仕事をする」という発想
■質疑応答
Q.CXやデザイン思考について、中川さんのお考えをお聞きしたいです。
→デザイン思考が古くなってしまっている感があるが、デザイン思考はプロセス。
伴走するサービスデザインがもっともっと重要になってくる。
Q.AIについてまだ学べてないので初心者質問になります。 AI社員に教えたデータが本体のChatGPTが学習して、社外にノウハウが漏れてしまうという心配はないのでしょうか?
→まったく思いませんね。いいことであればじゃんじゃん使えばいい
Q.一人で10体のアバターと言っても同時に10体のアバターで仕事するわけではないですよね?10体のアバターを場合によって使い分けれるようになるということでしょうか?
→内閣府に聞いてください。
Q.AI社員は実在するのですね?どのような仕組みでキャラクター化〜育成をしているのですか?AI社員育成をサービスとする可能性はありますか?
→何にも考えていない。デスクトップアプリとして作っている。
→うまくいけば商売につなげてもいい。
Q.まだAIに仕事は取られないとのことですが、すでに仕事している人ではなく、これから学んで仕事をしていきたい人でも大丈夫でしょうか?
→全然大丈夫
Q.AIが文字やデザインの間違いの校正をどのように行うのですか?
→僕知らないです。
Q.AI社員さんのお仕事ぶりの一例を拝見することはできないでしょうか
→今開発中です。
Q.今回のアンティさんの取り組みをまねしてもよろしいでしょうか?
→全然真似してOK。取り組んで公開してほしい。
Q.AI社員さんは作業をする人のイメージがありますがAI社員がAI社員に指示を出してマネジメントするようなことも考えられるのでしょうか?
→もちろんです。ロボティックプロセスオートメーション
(ロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation、RPA)は、ソフトウェアを使用して事務作業やビジネスプロセスを自動化する技術です。)
Q.本日はありがとうございました。Web制作会社の方向性とAIという技術の向き合い方の例を学べたと思います。Web制作会社の社員として2030年に向けて取り組むべきこと、学ぶべきことを教えてください。
→今日の講義みなおしてください。
Q.AI社員を開発中とのことですが、完成にかかる費用や開発に関わるエンジニア等の人数はどのような計画、予定をされているのでしょうか?
→フォローアップで答えたいと思います。
■感想
なんか今回、テーマがバラバラだったような気がします。
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