司会進行
伊原 力也 / magi1125 / freee株式会社 デザインマネージャー
■セッション1-1:Ubieとアクセシビリティのこれからを考える
takanoripさん / Ubie株式会社 デザインエンジニア
▼Ubie株式会社
・Ubieは医師と元エンジニアが創業したヘルステック企業です。
・Vision:Hello,Healthy world.
・Mission:テクノロジーで人々を適切な医療に案内する
・ユビー:生活者向け
・ユビー AI問診:医療機関向け
・ユビーリンク:医療機関向け
▼Ubieがアクセシビリティに取り組む意義
・Mission達成のために必要不可欠だから
”すべての人々を”
テクノロジーで適切な医療へ案内する
・利用状況によらず、すべての人を適切な医療とマッチさせたい
・障害を抱えている人は慢性疾患を患っている可能性が高く、ユビーを利用する度が高くアクセシビリティが問題になる可能性も高い
▼過去の取り組み
・Ubieのアクセシビリティ推進の現在地
https://note.com/3284/n/nb0ebee00b137
・Ubie アクセシビリティ改善の振り返り 202
https://zenn.dev/ubie_dev/articles/379166d12d5a91
▼抱えている課題
「特定チームの活動」から「全社としての取り組み」に進化できない
・開発の優先順位が上がらない
・新規リリースされるもののアクセシビリティチェックができない
・問題のある箇所を修正したいけどリソースがない
・業務委託頼みになってしまう…
・アクセシビリティに取り組む人が増えない
・takanoripと3284がなんか頑張ってるやつ、になっちゃう
・たぶん興味ある人はいるけど、みんな忙しいので余裕がない
・OKRやKGIに紐づかないプロジェクトは劣後しがち問題
▼現在取り組んでいること
・デザインシステム浸透によるアクセシビリティ向上
・人に依存せず、自然とアクセシブルになる基盤を作る
・仕組みで解決していくことで持続可能な改善活動につなげる。
人手が足りないなら仕組みで解決するしかない。
▼社外の認知は社内の認知につながる
・社外に取り組みをアピールしていくことで、社内の認知にも繋げていく
▼Ubieでのアクセシビリティの将来像
・全社で取り組むことが「あたり前」になるような浸透施策
・アプリケーションやブランディングの基盤にあたり前に組み込まれているものにしていく
・アクセシブルであることに価値が生まれるようなプロダクト設計を模索していく
▼すべての人々が「健康」にアクセスできるプラットフォームをつくっていく
・ユビー = 健康へのアクセシビリティとなるようなプロダクトをつくって世界に届けていく仲間を募集しています!
■セッション1-2:noteのアクセシビリティやっていき背景+取り組み紹介
▼自己紹介
沢登達也さん
noteの6年目プロダクトデザイナー
▼やっていき背景
.Slackで投げた。
・伊原さんに届いた。
▼Missonドリブン
・だれもが創作をはじめ、続けられるようにする
▼プロダクト向け
・主要機能優先のカイゼン
・当事者インタビューの実施
・記事中画像にaltが設定可能に
・etc…
▼当事者インタビューの実施
・全盲
・弱視
・色覚特性
・上肢障害
▼組織向け
・アクセシビリティチェックリストの導入
・バリアントールの導入
・入社オンボーディングへの設置
・etc…
▼アクセシビリティチェックリストの導入
・freeeさんのを参考に。
▼バリアントールの導入
・3万~7万、意外とお高い
▼最近の取り組み
・簡易リストの作成
・サイトワールドの参加
・フロントエンドレビュー項目への追加
・etc…
▼今後取り組みたい・直近の壁
・新規実装分のアクセシブル担保
・開発に関わらない社員のアクセシビリティ意識向上
・noteアクセシビリティ施策
https://note.com/info/m/mb0ecfac0e3ed
・アクセシビリティ知見まとめ
https://note.com/note_dsn/m/m0df81c2d2d7a
■セッション1-3:YAMAPのアクセシビリティやっていき背景+取り組み紹介
▼自己紹介
・Hide Saito | 齋藤ヒデ
・株式会社ヤマップ フロントエンドエンジニア
▼ヤマップについて
・「地球と繋がるよろこび。」をパーパスに掲げ、⼈が⾃然経験を通して、地球環境とともに豊かになることに取り組んでいます。
・2013年3⽉1⽇ サービス開始
・社員数 106 名
▼ヤマップでアクセシビリティに取り組む理由
「地球とつながるよろこび。」を
すべての⼈へ
・地球とつながるよろこび。
▼⼭は「健常者」だけのものではない
・多くの障害者が⼭を楽しんでいる
・六つ星⼭の会 https://www.mutsuboshi.net/
・⼭仲間アルプ https://www.npoalp.com/
・しろうまの会 http://www.shirouma.net/
・障害のある YAMAP ユーザーも少なくない
・ユーザーを「障害」で検索した結果
・⼀⽅でそのようなユーザーの存在は「ほとんどない」ことにされている
・まずはその存在を可視化する必要がある
▼YAMAPは⼭のインフラになりつつある
・YAMAPアプリのダウンロード数は360万以上、MAUは約60万⼈
・国内の登⼭⼈⼝約 600 万⼈のうち半数以上が利⽤している
・YAMAP のアクセシビリティの向上 = 障害者登⼭の安全性の底上げに直結
・アクセシビリティ = 責任
▼アクセシビリティ = ウェブの品質基準
・ウェブ系プロダクトにおいてアクセシビリティは当たり前の品質
・当たり前の品質に届いていないものを世に出してよいのかという問い
・ユーザビリティの問題 = アクセシビリティの問題であることが多い
・アクセシビリティを改善・向上させると、結果としてユーザビリティが向上する
▼ヤマップにおけるアクセシビリティ
どう取り組んでいるか?
▼インプット(啓蒙活動)
・ウェブアクセシビリティやっていき会
・ウェブ系プロダクトのエンジニアが集まって週1開催
・座学やモブプロでの改善など
・全社横断の勉強会
・ 「困った!」を解決するデザインを種本に
・Braze アクセシビリティガイド講習会
・MAツール「Braze」のアクセシビリティガイド講習会
https://www.braze.com/docs/help/accessibility
・VoiceOver体験会
・デザイナーやアプリ開発者に VoiceOverでの読み上げを体験してもらう会
▼なぜやるのか?
・問題に気付き、⾃分ごとにできる⼈を増やしたい
・「何が」「誰にとって」「どのように」問題になるのかという視点のインストール
・a.k.a. 「モヤモヤする⼈」
・全員ができなくてもいいが、⾃分だけでも回らない…
・アクセシビリティ = ケア
・ケアの4つの局⾯(J‧C‧トロント『ケアするのは誰か?』P.27)
・関⼼を向けること(Caring about)
・配慮すること(Caring for)
・ケアを提供すること(Caregiving)
・ケアを受け取ること(Care-receiving)
▼アウトプット
・開発環境の改善
・Markuplintやa11y系チェックツール等の導⼊による仕組み化
・テスタビリティの向上
・プロダクトの改善
・ウェブ系プロダクトを中⼼にマークアップやキーボード操作、スクリーンリーダー対応等
・デザインシステムやコンポーネントライブラリへの反映
・意識せずともアクセシブルになるような仕組み作りの⼀環
・アクセシビリティリサーチチームの発⾜
・障害のあるユーザーさんへのインタビューを実施
・課題の発⾒〜改善提案までが⽬標
▼現状
・アクセシビリティの基本的な概念と重要性の浸透
・「障害の社会モデル」への基本的な理解
・「アクセシビリティは⼤事」という理解は浸透しており、活動に対する反発はない
・アクセシビリティを考慮した議論や実装の習慣化
・ウェブ系プロダクトを中⼼に当然考慮されるべきトピックに
・アクセシビリティ的なフィードバックへの納得感
・論理的な裏付けのあるアクセシビリティ⾯のフィードバックに対する反応は概ね好意的
▼課題
・⾃分ごと化
・賛同は得られるが、主体性をもって動いてくれる⼈はなかなか増えない
・仕組み化‧標準化
・理想的には、課題の発⾒と対応は仕組み化されるべき
・社内外への発信
・改善内容が⼀部のメンバー以外に知られていない
・パーパスと接続し、ミッションにすること
・アクセシビリティの検討や改善が「仕事」として認識される必要がある
■セッション2:アクセシビリティそんなに興味ない人たちと一緒に考える、本当の壁とその突破口
一般のアクセシビリティに関係ない方々を呼んで、
お話をするというなかなかないセッションでした、
動画がYoutubeに上がっているので、そちらで見てください。
■freee スポンサーセッション
室さんがやらされてました 笑
・freeeさんのアクセシビリティー・チェック・リスト
https://a11y-guidelines.freee.co.jp/checks/index.html
残念だったのが、配布資料のPDFがアクセシビリティじゃなかったことですかね。
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