06月09日に静岡で行われた、
「UX Shizuoka」に遠征してきました。
あいにくの雨の中、
CCCに10時に集合
いつのの通り、中野さんに
受付をしていただき、
チームの振り分けを聞く。
Aチームとのことで、
メンバーは、
「自分、杏里ちゃん、常葉学園3年生の吉川さん、某社の大石さん、
鈴木さん、ドキュメンテーションスタッフとして常葉学園4年生のちづるちゃん」
の6人チームです。
参加者の皆さんも、
大体のメンバーの顔は知っているので、
アイスブレイクとかしなくても、
リラックスムードでスタート。
まずは、
浅野先生から、
簡単な挨拶とフィールドワークの説明が。
今回は前提条件として、
1.静岡市観光案内のサイトを製作中
2. サイトのペルソナは何度か静岡市を訪れたことのあるリピーター。
3. サイトのコンセプトは「リピーター観光客が、
静岡初心者の友人を案内する場合に自慢できる観光案内」
4. 既存の観光案内に載っていないような「静岡名所」を、
斬新な視点で探してくる。
ということでした。
初対面の人も数人いたので、
とりあえず自己紹介をしつつ、
用意されているガイドマップと地図を見ながら、
どこらへんをフィールドワークしようか考える。
僕たちのチームは、
ガイドブックに乗っているような、
東照宮や動物園ではなく、
静岡の隠れた魅力のある街を探そうということになり、
意外と、JR静岡駅と静鉄の新静岡駅があるセノバ付近までは来るけど、
その奥には行かないよね?ということになり、
「鷹匠」をフィールドワークをすることにしました。
リーダー?は自分で、
写真係は鈴木さん、記録係は吉川さん。
丁度、静岡在住で鷹匠が好きというメンバーと、
鷹匠は知っているけど行ってないという自分の、
二人のエクストリームユーザーがいたので、
その二人の考えとかを雑談しながら、
フィールドワークを開始。
(もう1チームも同じところを回ってました。)
記録係は、
どこらへんで、どこが良くて写真をとったか、
詳細に記載していきます。
(雨のだったので、ちょっと大変でした)
とりあえず鷹匠を1時間ぐらいフラフラして、
適当にいろんなものを写真にとったり、
ちょっとよさげなお店を発見したり・・・
この時点では、
どこに着目すればいいのか、また今後の作業内容がわからないので、
かなり適当に写真をとりました。
(これは浅野先生のワナ)
とりあえずノルマの100枚は撮ったので、
ご飯も食べないといけないねということで、
フィールドワーク中に発見したお店でランチ
(※前を通ったらいい匂いがしたので・・・)
ドキュメンテーションスタッフのちづる氏は、
ランチ待ち時間にも纏めに余念がない。
食事を終えたぐらいで、
もうワークショップ会場の常葉学園に向かわなくてはならず、
ちょっと急ぎめで、新静岡の駅まで。
初めて乗る静鉄
10分ちょいで
最寄り駅の静鉄 草薙駅に到着。
タクシーに乗るため、
JRの草薙へ。
10分ぐらいで、
常葉学園大学に到着。
意外と静岡からは離れている山の中、
どおりで知っている在校生が原チャリとかで通うはずだ。
ワークショップの会場に到着すると、
すでにほとんどのチームは到着している。
全部のチームが戻って来たところで、
午後のワークショップのスタート。
まず、
撮ってきた写真のうち、
「珍しいもの」「面白いもの」を30枚選んで、
プリントしてカード化(2セット作成)
それをKJ法で、
グルーピングして、ラベリング。
※ここで行っているのは「オープン・カードソート(探索的手法)」です、
ユーザーの行動と発話などの定性データの分析に使われます。
この間のプロセスや発言は、
ドキュメンテーションスタッフがすべて可視化してます。
そこまで出来たら、
他のチームから1人リクルートしてきて、
「ラベリングだけ見て」
写真を、そのラベリングに合うものの位置に並べてもらう。
それを数回繰り返して、
「一番極端な例」を模造紙に張り付けて、
自分たちの作ったものと比較、検証する。
※ここでは、「クローズ・カードソート(仮説検証的手法)」を行っています、
分類分けしたカテゴリ名の有効性などを定量的に分析することができます。
発表
▼Aチーム(自分たち)
自分たちのチームは、
「鷹匠という隠れた魅力を可視化する」というポイントで
フィールドワークをしたことを発表。
そのあとに、
ドキュメンテーションスタッフからの発表。
とても的確に可視化できています、
最近、常葉学園さんはリアルタイムドキュメンテーションに力を入れていて、
かなり洗練されてきています。
▼Bチームの発表
Bチームは「横道」というテーマでフィールドワークをしてきたようです。
最近、学会などでも発表をしている杉田さん、
プレゼンもだいぶ上手くなってる・・・
▼Cチーム
Cチームは鷹匠あたりを散策し
「セノバ帰りに立ち寄れる、隠れ家」をテーマにしていました。
※セノバは新静岡駅の駅ビル。
▼Dチーム
Dチームは「静岡の体験と発見、名産品」というテーマで、
ホビースクエアあたりをフィールドワークしていました。
■浅野先生 講評コメント
写真上手い人は失敗する、
思いいれが強くても、良いもの作れるわけではない、
自分たちの思いいれをユーザーの使い方に変換させないとだめ。
Dチームはパンフレットを見て、
斬新さよりも、再発見を重視した、
それはフィールドワークではなくて「取材」。
すべての発表が終わって、
片付けをして懇親会に向かう。
静岡駅へバスで移動する。
懇親会
静岡繁華街のさかな屋にて。
この、おっさんと女子大生が一緒に飲む懇親会は、
ここだけです。
遠くから来ている方もいるので、
いったん22時で1次会を閉めて、
残りたい人だけ残って2次会に。
1名の女子だけ残して、女性陣がみんな帰ってしまったので、
かなり静かになり、
おっさん中心でまったりと・・・・
みんなが「うどん」の話ばかりするので、
食べたくなっちゃったので、
ホテル前の花まるうどんでとろろ昆布うどんを食べました。
これで静岡の旅は終了で、
明日、大学の授業のために朝一の新幹線で帰ります。
次は7月後半かなー?
参考リンク
浅野先生のブログ:情報デザイン研究室
UX静岡 #02 午前編 フィールドワーク
やまのさかだち。:UX-Shizuoka 2
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