■自己紹介
・藤井保文さん
・ビービット執行役員CCO
▼UXデザイナー、と一言でいっても・・・
・デザイン出身、エンジニア出身、ビジネス出身
▼UX×ビジネスの思考法
・最近の求人票をみると
→UXがビジネス上重要になってきた
しかし、ビジネスとUX両方がわかる人はそれほど多くありません
▼UX×ビジネスの仕事
①実際のビジネスにつながる成果をUXアプローチで出す
②ビジネスの構想を体験起点で描いていく
③言語化、コミュニケーションの円滑化を行い、視点を揃える
→体験品質がビジネス論理に毀損されないように守ること
▼「体験品質がビジネス論理に毀損される」とは?
・せっかくのUXが実現されない
・体験品質が目減りしてしまう
・ねじ曲がったユーザ理解が社内に流通していまう
・「あいつらビジネスのことわかってない、儲からない話ばかりする」というレッテルを貼られてしまう
▼体験品質を守るための対処方針
・「ユーザやUXの話」から入る
・ビジネスの言葉でUXを語る
▼実際の仕事の進め方
①実際のビジネスにつながる成果をUXアプローチで出す
②ビジネスの構想を体験起点で描いていく
③クライアント社内の言語化やコミュニケーションの円滑化、視点を揃える
▼①実際のビジネスにつながる成果をUXアプローチで出す
・まず、ビジネス目的を設定する
・その上で、ユーザに刺さるポイントを理解し、それが正しく伝わるように表現する
▼②ビジネスの構想を体験起点で描いていく
・とにかく、「体験起点」でビジネスを構想する
▼③クライアント社内の言語化やコミュニケーションの円滑化、視点を揃える
・組織が動いていくために必要な言語化、コミュニケーションを担う、促進する
・資料をきれいに作るよりも、きちんと摺り合って言語化されることを重視しているため
▼実は、こんなこともやっています
・他のUXデザイナーとの協業
・UXの重要性を伝えるレクチャー
・施策の落し所の模索
▼大切にしている考え方
①視点移動
✖ユーザーが見えているとダメ
〇ユーザーの見ている景色が見える。
・相手を客観視するのではなく、相手の内側から見る。
視点移動のコツ
例:
企業視点の文章
送った情報に都度反応し、かつ年間顧客単価も平均値の2倍程度になっている状態
ユーザー視点の文章
▼②可視化
・可視化して食い違いを潰していく
・その場で議論して修正していくことで、実行段階になってから齟齬が圧倒的に起きにくくなる
▼③ユーザー視点
・ユーザから見ると、業界ごとの境界はどうでもよく、自分のゴール達成のためにどの手段を選ぶか、という話
・視点移動や可視化・言語化を駆使しながら、あくまでユーザの体験品質にこだわることが、UXでビジネスを強くする「UXマスター」への道
▼ユーザー視点で考えるコツ
・サービスについて自問自答をする
・ユーザーに直接会う、自分がユーザになってみる
▼本日のまとめ
①UXマスターの最重要ミッションは、「 体験品質がビジネス論理によって毀損されないように守ること 」。ビジネスの言葉で相手を説得するための方法を身に付けている。
②UXマスターが大切にするのは、 視点の移動と可視化(言語化) 。それぞれの立場から見えるものを言語化し、その場ですり合わせることで、組織が動きやすく、またあとから齟齬が出ないように仕事を進めていく。
③しかし何と言っても一番重視しているのはユーザ視点。繰り返しユーザの立場に立った自問自答を繰り返し、 ユーザに高い体験価値を届ける思考 を深めている。
■Q&A
とても長いので割愛。
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