ヒアリングの極意/フォローアップ 2023年12月25日

2023年12月20日に行われた「ベテランディレクターの方法論をじっくり解説する『ヒアリングの極意』」が時間切れで、
すべての質疑応答に答えられなかったので、
質疑応答スペシャル配信があったので参加しました。

■質疑応答

Q.初回のヒアリングから提案が固まるまでの所要時間は、どれくらいの時間(何人月)かける(かかる)ものでしょうか?
 →ケースバイケース。1か月かけることはない、短くて3日長くて3週間
 →コンペの場合は1か月あればフルに使う

Q.「ヒアリングは営業担当が担っており、自分は企画書作成をする立場でクライアントとは会わない」といった体制で、ヒアリングの精度を上げるために意識することなどあれば教えてください。
 →営業担当者とのやりとりを綿密に行う。営業担当者をディレクションする
 →直接クライアントに合う機会をつくてもらう。

Q.ヒアリングの事前調査で、「ユーザ目線で観察する(課題点を抽出する)」というお話がありましたが、田口さんは経営目線での調査はしますか?(例えば四季報を読むとか財務諸表etc)
 →こういったもの読まない。ただ自然と経営者目線のヒアリングになる。
 →逆にみるものは、1ユーザーで見れるもの。(サイトやパンフレット)

Q.新規サイト案件の場合は現状課題の分析ができませんが、どう対話の活性化を図ってますか?

Q.ヒアリング前に既存サイトを見て「事前に課題分析をする」というお話がありましたが、新規サイト制作の場合はどんな準備をされていますか?
 →クライアント企業の置かれてるマーケットの分析をする
 →1ユーザー目線で行う。

Q.要望と要求はどう整理するか
 →クライアントの要求(制約)を重視する
 →クライアントに聞く
 →取捨選択をする
 →優先度を決める

Q.デザインについて「わからないのでお任せします」としか返ってこない場合、どうアプローチするか?
 →捉え方によって向かい方が変わる。
 →提案をお楽しみください。
 →丸投げではない。投げやりになっている訳ではない
 →自分がされたら嬉しい対応を行う。

Q.提案前の試し打ちは、会議後にチャットで行うこともありますか?
 →クライアントとは行わない。
 →社内メンバーとは行う。

Q.ゴールの上手な合意形成の方法ははありますか?以前の田口さんのセミナーで印象的だった「誰をどうしたいか」「依頼主の理想と現状のギャップ」ということを話されていて、感心していたので質問です。
 →合意形成については、相手が納得するか
 →納得するためには相手が腑に落ちること。
 →ゴールについてはアバウトなゴールを設定しない、
  数字で決める。どうとでも捉えられるゴールにしない。

Q.クライアントの承認者や偉い方が同席されていると、実務を知っている担当者が口をつぐむこともよくあると思います。必要な会話を引き出す際、人間関係はどう対応されていますか?
 →承認者がいる場合、しょうがない。
 →承認者と担当者の2つヒアリングを行う。
  最終的に両者がいる場合でのヒアリングを行う。
 →担当者は自分の仕事を増やしたくない、両者を天秤にかけたうえ、
  成果をあげるための方法をとる

Q.「シンプルで、オシャレで、インパクトがあるデザインがいい」という回答に向けた質問の工夫において、今回のセミナー参加者から「イメージに近いサイトはありますか?」というコメントが多かったように思いましたが、エンタミナさんでもこの「イメージに近いサイト」を聞くことがありますか?
 →行いますが、イメージに合わないサイトも聞く。
 →クライアントさんにABテストを行う感じ。
 →イメージを持ってないクライアントに過度につっこみをしない。
 →言葉で説明するのはすごく難しい

Q.田口さんは動画配信を数多く行われてますが、
 どんな注意をされているか話を聞きたいです。
 →時間軸を持っているので、始まりから終わりまでシナリオを組むのは誰か
  をヒアリングする。

Q.リスクマネジメントにおける「予測→対策」の具体例を聞きたいです
 →あらゆる予測対策をしている
 →ヒアリングのあとに悪いように予測している。
 →デザインがひっくり返る可能性あるかな
 →クライアントから提供される素材が遅れるかな。
 →リリース前にひっくりかえる可能性あるかな。

Q.ヒアリング後のリスク予測(トラブルやアクシデント)には、やはり経験値が必要でしょうか?
 →経験は必要
 →ベテラン勢にとにかく話を聞く
 →飲み会はセミナーだと思っていく。

Q.ヒアリング後のまとめや明文化は必要ですか?
 →必要です。
 →対クライアントのまとめ(議事録)
 →対制作側へのまとめ
 →クライアントに議事録を書いてもらったほうが齟齬がない

Q.提案が全く刺さらず、5~6回…と再提案がずっと続くことがあります。提案回数を少なくするためにどうすればよいか?
 →厳しい意見を言うようだが、提案に魅力がない。
 →5~6回も出しちゃだめです。
 →相手もの嫌になっている状態
 →多くても2回。1回でまったく刺さらなかったら最初からヒアリング。
 →お互いの関係性がおかしくなっている。

Q.ヒアリングは複数回を設定した方が良いでしょうか?
 →1回でヒアリングが終わるとは限らない
 →過去一番多かったのは1年くらいヒアリングしてた。
 →クライアントによっては複数のヒアリングを嫌がる

Q.ヒアリングにおけるファシリテートでこれだけは避けているということはありますか?
 →提案のとっかかりがない状態でヒアリングを終えないこと。
 →会議に参加している全員の発言を聞く。

Q.クライアント側の明らかにダメだと思えるこだわりや要望にどう対応しているか?
 →リテラシーが低いクライアントから出た意見はレア。
 →ダメと思えるものはない。いきなりは切り捨てない
 →こだわりや要望って人が評価するものではない、良し悪しではなく、
  やるかやらないかの判断のみ
 
Q.自身の制作に向き合う姿勢をどう自己開示しているか?
 →言葉で語らない、形で示す

Q.デザインに関して「わからない、イメージが湧かない、ターゲットは広い」といった場合、どう方向性を固めていくか?
 →クライアントさんがイメージわかないのなら、こちらから提案する。

Q.予算と折り合いがつかないことの指摘はどの段階で行うか?
 →気づいた瞬間に言う。
 →パターンで提案する場合がある。

Q.打ち合わせの場で、相手のキャラクターが「無反応」「トゲトゲしてる」「嘲笑するような上から目線」など、雰囲気が重苦しい時、田口さんはどうされますか?
 →そうゆうもんだと思って対応している
 →イラっとすることもある。
 →議論の本質が濁ることはない。

Q.田口さんの講義は、いつも例え話が絶妙です。比喩力を鍛えるトレーニングがあれば教えてください
 →刺さる属性の方と刺さらない属性がいる
 →たとえ話は万能ではない
 →比喩力を鍛えるトレーニングは本能的にはない
 →たとえ話をすると受けると学習した

Q.まだペーペーで経験が少ない状況でヒアリング力を磨く方法があるとしたら、どんな方法がありますか?
 →セミナー本編を見て、やってって欲しい
 →質問をするということを多くする
 →友達を使ってヒアリングの練習をする。

Q.ファシリテーションが苦手です。上手くなる方法はありますか?
 →リーダーシップをとってみる→失敗する
 →場をコントロールするトライしてみる

Q.内容とはあまり関係なくて恐縮ですが…プレゼンに使用されたカメラなど機材が知りたいです(画質がとてもよいので)
 →カメラと照明のちから
 →https://note.com/webdirector/m/m4c51b2b8bd6e
  https://www.youtube.com/watch?v=WGezXesx8kQ

Q.田口さんのようなプレゼンテーションをマスターするためにどんな工夫をしたらよいか教えてください。
 →のちほどフォローアップでとりあげます。
 →パワーポイントの作成方法もYoutubeに乗っけている。
  https://www.youtube.com/watch?v=YAGI9SoPqcY
  https://www.youtube.com/watch?v=YfQX5o7wm04

Q.セミナー内容はもちろんのこと、当日までのアナウンスや開演前のCMや案内の演出、冒頭のバラエティー感あるトーク、また進行中に「詳しく聞きたいこと」が出たタイミングで次のセッションではそのアンサーとなる内容が掘り下げられていたりと、全体の構成や流れの組み立てが絶妙で感心しました。
セミナー運営に関して、事前準備のプラン立てやリハーサルは、どういったことを、どのレベルで実行されているのか、いつかお話しをお伺いしたいです。
 →当日までのアナウンス→CSS Niteを参考しました。
 →開演前のCMや案内の演出→自分たちの自社コンテンツを作成
 →冒頭のバラエティー感あるトーク→かなり意識した。楽しく。
 →全体の構成や流れの組み立てが絶妙→コース仕立ての流れを意識している。
 →事前準備のプラン立てやリハーサル→めちゃくちゃ時間かけた。

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