行動データ×デザインリサーチの活用で顧客理解が深まる! 2023年11月21日

行動データ×デザインリサーチの活用で顧客理解が深まる! UX
行動データ×デザインリサーチの活用で顧客理解が深まる!

■今取り組みべき、顧客目線のOMO
メグリ株式会社 鯨岡務さん

▼メグリ株式会社
Make Good Relationship
企業と顧客のより良い関係を支える

2007年起業
アプリの開発を行っている
・セブンイレブンアプリ
・MUJI良品計画
→プラットフォーム化している。

■「OMO」と「顧客体験」について

▼オムニチャネルとOMOの違い
Online Merges with Offline

オムニチャネルは戦略立案を「企業のもつチャネル視点」で行う
対して、OMOは「顧客視点」で行う

▼OMO事例 ユニクロ
オンラインで購入→店舗で受け取り
オンラインで在庫検索→在庫のある店舗に行き購入
店舗でオンライン在庫検索

▼OMO事例 マクドナルド
モバイルオーダー

▼共通点
アプリを起点として、顧客とつながり、
オンライン/オフラインを意識しない
コミュニケーションを可能としています

▼顧客体験とは
認知、検討、購入、利用

個人の生活に密着するスマホアプリは、強力なマーケティングツールである。

▼顧客体験が良くなると・・・
起業やブランドに対して共感や好意が生まれ、
長期的な関係を築くことができます。

▼スマホアプリで顧客接点を統合し、顧客体験を向上させる(OMOを実現)

▼アプリと売上の相関
アプリ利用ユーザーの方が、購買単位が高い=ロイヤルカスタマー

▼LTVが注目される背景
 1:5の法則

▼OMOを実現するアプリのチェックポイント
店舗で、ご自宅で、ECで連続性のある顧客体験を提供できるかがポイント

▼既存顧客接点がカギ
まず既存顧客にアプリを使っていただく
「ダウンロード」してもらわないとはじまらない

▼スマホアプリをインストールするきっかけ
店舗きっかけでアプリをインストールしてもらう。

▼既存の顧客接点がカギ
店舗・ECサイトで購入の直前にアプリをご案内

▼ダウンロード後、すぐに使えるアプリになっていますか?
83%の消費者はログインプロセスが面倒なために、
購入またはアカウントの設定を放棄したことがある。

▼レジ前を混雑させない仮会員
店舗スタッフもお勧めしやすい
ダウンロードを促進

▼店舗スタッフの負荷を低減するために工夫
お買い物体験をスムーズに
会員証提示率を向上

▼事例 Aoyama Flower Market
オフラインバーコードで駅ナカでも快適に使える
ユーザーにとってストレスフリーなアプリリニューアルを実現

▼事例 お客様とリアルにつながる施策事例
NFC/QRによるクーポン付与

▼アプリによるプッシュ活用
アプリプッシュは属性セグメントを活用することで、一人一人に「自分に届けられている」感を醸成することができ、高い配信効果を得ることができる!

▼重要なのは「自分宛に届いている」感
あらゆるコンテンツをアプリからセグメント配信

▼ECへのシームレスな連携で購買体験向上
ECとの連携ができないアプリプラットフォームもあるので導入時に要確認

▼事例 有賀園ゴルフ
アプリ導入により店舗DL施策ともあいまってEC売上が格段に上がった。
店舗できっかけをつくり、アプリで囲い込んでECでリピートするなどの効果あり

▼事例 BRADELIS New York
セグメント配信
自動ログイン
アイテムカテゴリ

▼アプリの行動データ分析ができることは必須
MGReはダッシュボードで行動データを確認できる

▼MGReダッシュボードでCVも見える化(EC)

▼MGReダッシュボードでCVも見える化(店舗)

▼誰でも簡単にデータを活用したPDCAマーケティングが可能

▼OMOを実現するアプリのチェックポイント
・ダウンロードが起点:アプリを使ってもらうには店舗起点+
おすすめしやすいアプリになっているか
・マーケティング:アプリを通して、ユーザーのさまざまな属性を意識した
コミュニケーションができること
・データ分析:アプリを通して得られたさまざまなデータを抽出、
分析できることができること
・ユーザー体験向上:当たり前のことがスムーズにできることが重要
つまづきをいかになくすか

▼OMOの第一歩:リテール企業でよくある状況
チャネルが垂直に立ち上がり、データがバラバラで、顧客理解が深まらない

■顧客体験価値を向上するデザイン・リサーチ
電通マクロミルインサイトの内藤さん(認定人間中心設計専門家)

▼こんなことありませんか?
顧客やユーザーの声を反映したのに、思うように評価が改善されない
ログデータを分析して、課題箇所を修正したのにコンバージョン率が改善しない

顧客またはユーザーの事を真に理解できていないのでは?
→ユーザーが真に期待している新しい体験/新しい価値が創出できていない
=顧客満足度の向上ができない

■生活者やユーザーを理解し顧客体験価値を向上する調査

▼デザイン・リサーチ
顧客体験を向上するためにAS-ISを知り、TO-BEを探る
本質的な課題発見
現場・現認の質的調査
主観と共感を重視する
本質的な課題の解決案を探る
特殊な解決法の一般化を図る

▼顧客体験価値を向上するために
インタビュー調査や行動観察調査を通じて、
生活者やユーザーの思考や行動を理解する

▼プロダクトやサービス
 ・ユーザビリティテスト
 ・エキスパートレビュー
 ・簡易プロダクト診断

■質疑応答
Q.仮会員の状態で付与したポイントは、仮会員のままでも使用することは可能ですか?
A.使うときに本登録する必要がある。

なんか質疑応答が1件しかなかったくらい、
あんまりしっくりといかないウェビナーでしたね。
内藤さんの話を聞くのは2回目だし。

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